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読書記録『「口ベタ」でもなぜか伝わる 東大の話し方』

こんにちは。
今日は、タイトルを見て買わずにはいられなかった、高橋浩一さんの著書、
『「口ベタ」でもなぜか伝わる 東大の話し方』を読みました。本書の内容をざっくり紹介&参考になった点を紹介したいと思います。
元気よく話しましょうとか、明るく振舞いましょう、みたいな話は一切ありません。本当の意味で口ベタに向けた本です(ありがとうございます!)。

東大の話し方とは…

  1. 人は3つのタイプに分類できる。

  2. その分類によって動くツボが違うので、それぞれのツボにあった理由を伝える。

  3. 「枕詞」を使って(≒ワンクッションを置いて)、相手を聞くモードにする。

相手のタイプによって「話す内容や伝え方を工夫しましょう」ということですね。本書では事例を交えながら、タイプの見極め方やタイプ別のアプローチ方法が紹介されています。

もう少し詳しく本書の内容を紹介したいと負います。
高橋さんは、この話し方を“「3・6・4」で話すしくみ”と書かれていました。
STEP1 3つのタイプに分類する
・論理タイプ
・感情タイプ
・政治タイプ

STEP2 6つのツボをつくる
・論理タイプ…メリット、一貫性
・感情タイプ…本音、一体感
・政治タイプ…みんな、権威

STEP3 4つの枕詞を使って伝える
・太陽メッセージ(ポジティブなことばを使う)
・相談モード
・限定モード
・NOキャンセリング

タイトルでは「話し方」とありますが、「伝え方」と言った方がしっくりくるかもしれません。

参考になった点・感想

  • 相手のタイプによって、適切なアプローチは異なる。相手のタイプを見極めてコミュニケーションをとること。

  • 本題を切り出す前に、ワンクッション置くことの大切さ
    「あなたにしかお願いできないんだけど」
    「お忙しいところ申し訳ないのですが…」
    「まだ迷われていると思うので、今の感想でかまわないのですが…」
    この本では、色々な枕詞の例が紹介されていました。
    相手に、「おっ」「しゃーないな」って思われるためのボキャブラリーが増えそうです…!相手に気持ちよく動いてもらえるための「枕詞」は意識したいと思います。

  • 今すぐ相手を動かさなくても良い
    動いてほしい相手と話すチャンスは1回限りではないと書かれていました。1回限りにしないためにも、継続的に会える関係性をつくることが大事なのかな?と思いました。

ちなみに、高橋さんのスペースは聞いたことがあるのですが、
たしかに「天性の口上手」というタイプではなく、努力に裏付けされたタイプだろうなという印象でした。なので、本書には説得力があるなあと。

話すの上手くなりたいですね…。
それでは失礼いたします。


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