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読書記録『一番大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』

こんにちは。
今日は、あの熊本県のキャラクター「くまモン」でもおなじみ、クリエイティブディレクター水野学さんの著書『一番大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』を読みました。
参考になった点と感想を書きたいと思います。

この本を勧めたい人:社会人経験1~3年目の方
ある程度、社会人経験を積まれた方であれば、うんうんわかる~、当たり前だよねと感じる内容も多いかなと思います。新社会人の方や、社会人2~3年目ぐらいの方が読むのが丁度いいのかなと思います。

参考になった点

○まず目的地(ゴール)を決めることから
ゴールから逆算してやることを決めれば、迷わないですね。
 
○ゴールを具体的にイメージすること

イメージすれば仕事がぶれない、脱線しづらくなるなと思いました。
ビジュアルでイメージ共有することも書かれていましたがわかりやすいですね。

○前提を疑うこと
その仕事がなぜ必要なのか?
本当にその指示が正しいのか?
目的を達成するためにもっとよい方法がないのかを考えること…
指示待ちだけではなく、自分で考えて行動するうえでも大事だと思います。

○似たケースから考える
過去のケースをもとに類推することで新しいこともスムーズに取り組めるなと思います。

○ルーティン化する
見新しいような仕事、似ていないような仕事でも、仕事の進め方の本質は同じという趣旨の記載がありました。本質を理解していれば、他に応用が効くなと思います。

○あらゆるパターンを想定する
不測の事態を想定しておくことで、トラブルも想定内のことになる。
その結果、リカバリーが効くというのは、そのとおりだなと思いました。
心理的な安全性も確保できると思いました。

○最強のインタビュアーになれ
知識のインプットは大事である一方、知ったかぶりや思い込みはよくない、きちんと相手に聞くことの大切さが書かれていました。
おそらくですが、全体を把握できる知識は持ち合わせつつ、大事なところや細かいところをヒアリングして、プロジェクトの質を上げることが大事なのではないかと思います。

○いいものをつくるより、時間を守る方が大切 
わかる…!めっちゃわかります!
時間が守れなければ、0点という意識は常に持ち続けます。

○締切がない場合は自分で作る
指示を出す側が〆切を提示しない、あるいはあいまいなスケジュールを提示することもあると思います。その場合でも、今ある情報から〆切を逆算して設定することは大事だなと実感します(自分の身を守るという意味でも…)

感じたこと・まとめ

作業の所要時間を把握することの大切さ

普段から「どのタスクにどのくらいの時間がかかるのか」を把握しておくことが大切だなと思いました。初めての作業はわからないことも多いのですが…。その場合には、過去の似たような作業から所要時間を推定する、余裕のあるスケジューリングをするといった対応が考えられると思います。
また、「時間は自分だけのものではない」をいう意識を持っておくことで、チーム全体の段取り力が向上し、チームへの配慮も生まれると思います。

タスクを洗い出しても、タスクが漏れる可能性は排除できない

過去に、初めての仕事で、すっぽり大事な作業が抜けてしまったことがありました…。
ゴールから逆算してもタスクの抜け漏れが発生することもあります。
段取りの時点で、余裕のあるスケジュールやリカバリーできる体制を構築しておくことが大事だと思いました。

段取りをきちんとする=質とスピードは両立できる

段取りがしっかりしていれば、早くていい仕事ができるはず。
逆に段取りがしっかりしていなければ、時間もかかるし、いい仕事はできないんじゃないかなあと。これからは、段取りを一層しっかりして、質とスピードの両方を追求していきたいです。


それでは失礼いたします。


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