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岩手県、安比高原の思い出


 高校生の頃 ⛄️冬休み中に 友人2人と 2泊3日で岩手県に行こうという話になりました 友人の兄が岩手大学に行っていて、近くのアパートに住んでるためそこで 寝泊まりさせてもらおうということになりました。

 行くメイン行事は スキーをすることです。
当時はスキー場が冬の国民的スポーツになっていて(スノボが流行る前) 多くの方がスキー場に足を運んでいました。

 私は関東人なので 岩手まで結構距離があります もちろん車の免許も持っていないので 電車で行くのですが、当時はスキーの板を一緒に持っていく人が多かったです。 それが大変なこと💦 重いし、板を横にできないし 結構 重労働でした💦こんな風景は よく見ましたね (JRがスキーのCMをするくらい)
 さすがにスキーウェアやビンディングなどはかなりの荷物になってしまうので向こうで借りることにしました。
新幹線での見慣れない土地の景色が綺麗でよかったですね。

 そして初日は 友人の兄が 岩手名物「じゃじゃ麺」が食べられる焼肉屋に連れて行ってくれてはじめて じゃじゃ麺を食べました 
 めんの上に乗った 肉味噌がニンニクたっぷり
入っていて それを絡めて、、、すごく美味しかったのを覚えています。
 その後 当時流行っていた カラオケBOXへ 笑 3人で普段の鬱憤を晴らすかのように 爆唱しました  途中トイレから
部屋に戻ると この世のものとは思えない ニンニク臭がしたのを覚えています 笑

 岩手に降りて思ったのですがとにかく 住んでいるとこより格段に寒い🥶 人一倍寒がりな私は
重ね着、重ね着をとにかくしてきてよかった〜と思いました 当時はヒートテックはもちろん無く
 父親の股引きを借りて、プラス ズボンを重ね着していました 笑

そして  驚いたのは お兄ちゃんの部屋もとても寒く トイレを流したときに 流れるトイレのタンクの水が 氷柱のように凍っていたことです
😱 ですから部屋でも 外で着る厚手のジャンバーを部屋の中で着てしまいました それを見たお兄ちゃんは 「ほんと寒がりなんだね」と笑っていましたが 本人はマジなのです 苦笑

 次の日 いよいよ 安比高原へお兄ちゃんが車で乗せて行ってくれました。 アパートから1時間くらいかかったでしょうか 車の中で聞いた 地元のラジオの放送局から流れる 大事マンブラザーズの 「 🎵月火水は〜♪」聞いたことない唄が流れていたのを覚えています。
安比高原に着いて 一言! さらに寒い🥶!
 天気も怪しくなってきましたが ヤッホー!
と滑りはじめました そこは いままで感じたことのない広大なスキー場で 驚きました! だんだん初級コースが慣れてきて もう一つ上に登ると中級コースがあります 
 リフトに乗って登ろうとしたところ リフトが尻の下に来たと思い座ったら 椅子がないではないですか 笑 尻もちをつき、次の瞬間 リフトがこちらに来て後頭部をバッチコーン! 結構な衝撃でした🫨 
 中級コースを滑っていると急に暗くなり、吹雪になりました。 私は山を甘くみていて 鼻までを覆うフェイスガードしかつけていませんでした。大丈夫だろうと吹雪の中滑っていると 後頭部が無性に痛くなってきて 我慢できずに 近くのレストハウスに飛び込びました そして後頭部を触ると結構大きい氷の塊がパリパリっと地面に落ちました 「頭 凍ってるじゃん」 笑
そのとき 山怖い😱と心から思いました
一言いわせていただければ 安比高原の吹雪は半端なかったです

 すかさず レストハウスで売っていたミッキーの白いニットキャップを買ってしまいました 
 そしてこの日はこの吹雪の中行く勇気もなく
ギブアップ宣言をして 帰宅しました。
 夜 皆んなで 「ごっつええ 感じ」を見て大笑いしました😆
 スキーをした日はへとへとですぐ寝れるんですよね そして 朝 筋肉痛とともに遅い起床。 笑

 そんな感じで 最終日はたぶん午前中だけ スキー場で遊び 午後にお兄ちゃんが盛岡駅まで送ってくれました そして 最後におみやげで
 「七味 せんべい」が美味しいからおすすめだよ と教えてもらい 買って1枚食べたところ
 辛いけどめちゃくちゃ美味しかったのを覚えています まだ売っていたら また食べたいですね✨
 帰りにまたまた 困難が待っていました😰
帰りの電車です。
 どこか忘れてしまいましたが ある鈍行列車に
乗るとき人がすごい勢いで乗ってきて あっという間に満員に… さらに駅員が人を押し込み パニック状態に…こっちはスキーの板持ってるんだぞ!と心の叫びも虚しく 押しつぶされ状態になり揺れるので直立を保つのもキツい、20分〜30分くらいでしたか 地獄の時間が…すごく長く感じました😰
 男の人が仕方なくおっかかる女性に対して 膝蹴りをして近づくなと 苛立ったり、 私は人の勢いで 片方の靴が脱げてしまい、友人とともに どこに行ったかわからなくなりました 苦笑
 ある駅に着くと一斉に人が下車し、とりあえず私もこの場から離れたいと降りました。
 そして社内を除くと 寂しそうに主人を待つ片方の靴がぽつんと 落ちていました 笑
 二度と経験したくないですね😱

  世話をしてくれた友人のお兄ちゃんには ずいぶんと年日が経ちましたが💦この場を借りて改めて ありがとうございましたと言いたいです
 小僧3人の面倒を見ていただき 食事も奢ってくれたり 布団も用意してくれました 大変だったと思います。

 そして 高校時代をともに過ごし岩手旅行に誘ってくれた友人2人!
 今は連絡先もわからず 生死もわかりませんが
気さくで明るくとても仲良くしてくれたかけがえのない友達です。会いたくても会うことはできませんが いま 会えるならまた3人で腹の底まで語りたいです。 

   素敵な思い出をたくさんありがとう!!


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