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青森の奇跡、恐山体験:日本三大霊山のひとつでの宿坊と霊園の探訪記
恐山探訪へ
青森県、自然の力が見事に融合した大地に先日、自身の足を踏み入れました。その目的地は、比叡山や高野山と並び称される、日本三大霊山の一つ、「恐山」。硫黄が立ち込め、ほとんどが地獄を思わせる景観は、何とも圧巻でした。そんな恐山での一泊二日の体験を、以下に記録としてまとめていきます。
宿坊体験:吉祥閣
予約について
恐山での宿泊は「吉祥閣」を選びました。1泊2食付で12,000円/人の宿泊費で、予約は電話(0175-22-3826)で行いました。
入口と接客
吉祥閣は、その全体的な広さと旅館を思わせる趣から、初めて足を踏み入れる者を包み込むように迎え入れます。受付の方も親切丁寧で、まさに日本のホスピタリティを感じる瞬間でした。
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食事体験
宿坊の食事は、一風変わった形で始まります。夕食は、お坊さんと一緒に「いただきます」の長いバージョンを詠唱し、食事の終わりには「ごちそうさまでした」の長いバージョンを一緒に詠唱します。朝食も同様に、お坊さんと一緒に始めます。食事は全てベジタリアンで、お肉は一切ありません。しかしながら、白米はお代わり無料なので、確実にお腹いっぱいにはなれます。ただし、ここではアルコールの提供はないようです。
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宿泊部屋と生活
一人で20畳の部屋を使用でき、その広さから、自由な空間を体感することができます。ただ、22時には消灯となり、翌朝6時には放送で起床します。また、冷房がないため、夏の滞在は少々厳しいかもしれません。
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祈祷体験
吉祥閣では、本堂でのお祈りも体験できます。およそ30分間の祈祷は、その場の静寂と心の落ち着きを同時に提供してくれます。
恐山の温泉
恐山には4つの温泉があります。それぞれが硫黄を強く含んでいて、"これぞ温泉!"と感じさせてくれるほどです。また、訪れる人も少なく、開放感を満喫することができました。
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霊園の散策
恐山の霊園内にある極楽浜は、特に印象的でした。その美しさは写真では伝えきれないほど。そして、霊園全体からは地獄というか別世界感が漂っています。
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総括:恐山体験
人生で1回は訪れて損はない場所、それが恐山です。もし再び青森への旅の機会があれば、間違いなく吉祥閣での滞在を再度選びたいと思えるほどの印象を持ちました。
そんな感じでまとめてみました!
地獄っぽいといっても本当に地獄ではないのでぜひ観光で行ってみてください~
コーヒを奢ってみる