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【コストコ】 戦略やお金について分析してみた。さらにコストコ好きになりました。

お買い物でよく
コストコ
に行くのですが
今回コストコを個人的にコンサルティングしてみました。

・会社の成長率
・素晴らしい戦略
・個人的にもっと伸びるんじゃないか?


と言うポイントをまとめてみました。

【会社概要】


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・2019年25店舗拡大
・純売上高:1,490億ドル
→日本円で約16兆円
・純利益は36億6000万ドル
→約1兆円
・会費からの収入は7%増加し、33.5億ドル
→9,000万円
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S&Pの株価とも比較してもかなり伸びています。
小売事業と会員会議でのダブルでの売り上げと利益の確保は小売店にはあまりない素晴らしい戦略だと思います。

*参考

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【すごい戦略】

①コストコ会員制

・階級を作ることによる「自尊心」へ訴求
・世界での更新率は88%。
→サブスクリプションサービスを圧倒する更新率。(平均的な更新率は、65%)
・世界で9900万人が会員
→日本の人口に対してちょっと少ないくらい。
・会費での利益率が80%ごえ。
→それ故に消費者がコストパフォーマンスよく買い物ができている。
企業も安定収入があり消費者もコストパフォーマンスが良い買い物ができてwinwinな関係ですね


②来店動機が複数ある

例)買い物・食事・エンタメ・タイヤ交換

買い物だけではなく様々な目的から来店動機があるのは素晴らしいことだと思います。
それにより様々な客層を確保できてるのかなと思います。

③陳列:入り口〜出口まで固定=心理操作が可能

・アンカリング効果


→入り口で「高級電化製品」をプレゼン。中盤に「食品」の値段をプレゼンする。「安い!」と思ってもらいやすい
→定番食品(牛乳・パンなど)を「超低価格」で提供する。結果他の商品も安いんじゃないか?と言うイメージを訴求できる。

・ゲーミフィケーション:購買品数✖️単価向上

→大きいカートを必ず使ってもらうことで「この大きなフィールドを埋めなきゃ!」のようなゲーム感覚が発生する。
→カートは子供の座るところも付いているので、子供にとっては乗り物のような感覚で買い物を親に指示することができる笑

・返報性の原理


→試食が多いのもそのため



④店舗設計が全世界共通


・店舗設計コスト削減
→再現性しかない:誰でもできる
・均一なビックデータ収集できる。:最適化スピードが早い
→国による違い・気候や温度による違いも測定可能。


【改善ポイント】


①EC活用:サイトUIUXや流入経路など。


→導入している国が2カ国しかないのでそもそもの方が少ない可能性があります。

②「気軽に行ける!」というブランディング強化。


→会員制スーパー=行きにくい。と言う消費者イメージがあります。
なので気軽に行けるのと会員制ビジネスの最適なすり合わせを行う必要があると思います。

③会員データを使った広告(データドリブンマーケティング)


・会員の所在地の分布は?
・男女比は?
・年齢は?
・買っているもののは?
上記、可視化して

Google広告・SNS広告などのパーソナライズ広告を使うことによって客数の増加及びブランディングを強化できるんではないかと思います。

ざっくりまとめてみました!
これを見たコストコの人は仕事ください。私も利益率、10%でやりますので!

*参考文献*決算書


コーヒを奢ってみる