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CRM(営業管理ツール)導入する前に必要なのは営業部員の評価基準策定(変更)

たくさんボーナスでるならイヤイヤでもCRM使いますよ

Salesforceなどの導入で失敗する理由のひとつは「データが入力されない」ですよね。データが入力されないから、CRM自体が活用できない、活用できないから、データも入力されない。いわゆる、「にわとりたまご」問題です。
といいつつ、にわとりたまご問題ではなくて、とにかくデータを入力させること。それがCRM導入成功の鍵なのは間違いありません。

では、どうやって、データ入力させるか?効果的なのはボーナスに反映させることです。営業部門のボーナス基準は、個人やグループの売上額と連動しているケースが多いですが、単に売上ただけではボーナスはでない仕組みにするのがオススメです。

売上的に会社に対して大きな成果をあげている営業社員がいたとして、CRM入力がゼロであれば、その社員を評価しない制度を作ります。端的にいえば、CRM入力していなければ、個人的な売上ゼロにします。

その営業部員からすれば「会社の利益に貢献してるし、CRMに入力する時間さえ、営業時間に使った方がより貢献できるだろ!」とか思う場合もあるかと思いますが、CRMを使って営業プロセスを可視化していなければ、その営業能力は個人的になり、会社としての営業能力になりません。会社全体の営業能力の向上という観点でいえば、まったく会社に貢献していないとも言えるのです。


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