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脱炭素って声高らかにうたうなら、火力の代わりになる発電方法を示してほしいのです。個人的には脱炭素よりも減炭素。

脱炭素。もちろん、この言葉に賛同できますが、脱炭素を語る人たちから、脱炭素を推進した際の電力問題に明確な解決方法を示してもらったことがないのですよね。

脱炭素を考えて電気自動車にしました。

これいちばん残念なやつ。確かに自分の目の前で化石燃料を使用していないですが、電気自動車を充電する電気はどうやってつくられているのでしょう?少々前の日産の電気自動車 Leaf には、Zero Emmissionってデカデカとステッカーが張ってあって、見かける度に、残念な気持ちになりました。目の前だけで脱炭素しいてるの威張っているようで。だって充電する電気は、火力に頼っている可能性十分ありますよね。



世の中がより便利になることと、電力使用量が増えるのは、残念ながら比例します。電力使用量が増えれば、さらなる発電方法を考えなければならないのは誰でもわかります。

国ごとによって頼っている発電方法は異なりますが、火力と原子力が二大勢力。

となれば、脱炭素を声高らかにうたう人は、基本原発推進派ですよね?

ってそんな感じの問いには大抵こたえられない。。。

脱炭素!!

って無責任に言わないで、

脱炭素!そして、(今のところ)原発推進!

くらい本気で言うなら、ひとつの考え方としては納得です。

しかし、特に日本では、原発推進ということば中々言いにくいのは、全国民がわかっているはず。

だったら、脱炭素って軽々しく言うモノでないのだと思います。

もちろん、原子力以外の発電方法もたくさんあります。ただ、火力発電をすべて停止させられるほど大きな電力を安定して供給する術は、残念ながら、現時点では、原子力しか無いと思います。他の発電方法もなんらかの問題があるか、火力の電力量を補えるだけの発電能力がないのが現状だと思われます。
以下例:

太陽光発電、心ない一部の事業者の太陽光パネル設置のための森林伐採、それに伴う地盤のゆるみによる土砂災害。パネルの処分問題。

水力発電、限られた電力量、森林破壊

ということで、個人的には、火力でも原子力でも無いすぐれた発電方法が登場するまで、脱炭素というよりは減炭素。「原子力発電を増やしましょう。」まで、覚悟を決める勇気は、さすがにありません。

電気は大切にね!

と大昔から言われていることを、より真摯に受け止め実践するしかないかと思っています。

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