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DAZNの仕様が変わった影響で、AsahiNet+au光を解約しないとイケなくなったハズかしい話

はじめにお伝えしておきます。今回のAsahiNet解約に至った原因は、AsahiNetやDAZNにあるわけではなく、私自身にあります。同じようなミスをされる方が増えないように、noteに記しておきます。今回のnoteは多少長編になります。

AsahiNet+au光には大満足していました

約10年、この組み合わせでインターネットを使ってきました。当初100M契約でしたが、途中で1G契約に自動的に改善され、実際、600Mbpsを下回らない速度で利用できていましたし、いまも、かなりの速度がでています。


コトの発端は、DAZNの仕様変更

今年(2024年)のあたま、DAZNは同一IPアドレスからの視聴に制限されました。

https://twitter.com/DAZN_JP_Help/status/1761646948367397087

台数制限しても複数のIPアドレスで利用できてしまうと、アカウントのシェアが容易なため、この制限は、DAZNのビジネスを守っていくという点では、当然の制限と思えます。
しかし、家族でDAZNでライブ観戦している場合、自宅で観戦する家族と、仕事で外出先から観戦したいお父さん、お母さんという状況は比較的ありえる状況かと思います。
同一IPアドレス制限下では、自宅と出先で同時視聴できないという状況になりますし、私の利用状況では、その状況に陥りそうだったので、なんらかの対策を立てる必要がありました。

自宅からアクセスしてるようにみせかければよいのでは?

ということで、自宅にProxyサーバーやVPNサーバーを構築して、外出先では、それら経由して解決!と思っていました。今回の失敗の根本的原因は、そのProxyにあります。

[教訓]ノーガードのProxyサーバーはあっという間に攻撃者の踏み台になる

自宅にProxyサーバーを立てるのは今回がはじめてではありません。諸事情で、国外に居る際に、日本のIPアドレスからしか操作できない作業があるので、そういった作業対策にProxyサーバーを一時的に自宅ネットワークに構築することが過去にもありました。
Proxyサーバー構築の際、どのポートを利用するのか?というところが、今回の大失敗。比較的Proxyサーバーで利用されるポートを利用したばかりに、あっというまに、攻撃者の踏み台になってしまいました。

踏み台になってもしばらく気が付かないのも敗因、取り返しのつかない状態に

今になって思えば「なにかネットの調子悪いかな?!」と思うこともありましたが、普通にネット自体は使えていたので、調子の悪さを無視してました。
しかし、その間、自宅のグローバルIPアドレスは汚染され、気が付いたときには、いくつかのウェブサイトやCDNで、危険なIPアドレスと判断されてしまい、DAZNを含め、かなり問題のある取り返しの付かない状態になってしまいました。

そもそも固定IPアドレス契約ではないのだから、IPアドレスを新しく振り出してもらえば解決しそう!と想像したけれど甘かった

と想像しました。が、これがクセもの。常時接続環境では、一度ふられたパブリックIPアドレスはそう簡単にはかわりません。
そこでネット利用の無い夜中に、ONUも含みで、すべてのネット器機の電源を切り、固定電話も利用できない状態にして、翌朝、IPアドレスがかわっていることを期待していました。が、甘かった。。。。

2~3日、関係器機の電源を落としておけば、あたらしくIPアドレスが振られる可能性

サポートに問い合わせたところ、上記の通り、IPアドレスを新しくしたいのであれば、2~3日使うな!というご命令。しかし、固定電話とインターネット、そんなに利用しない時間を作れるわけがありません。
そこで残念ながら、プロバイダーごと変更せざるおえない状況になりました。

まとめ

今回の教訓は、たやすく攻撃されるような設定でProxyサーバーは構築しないほうがよい!でした。繰り返しになりますが、本当に、AsahiNet+au光の組み合わせは満足していました。自業自得ですが、その満足していた環境から離れなければならなくした自分の愚かさに反省です。

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