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やりたい事と何にもしたくない事。

※写真は浅草の創吉さんで切り子体験をしたときに作ったグラス。お気に入り。

「これから表現しようとするやつは、やりたいことの100個くらいすぐ出せるようになれ」
言い方は違うかもしれないがそういう趣旨のことを言われて衝撃だった。

私は全く逆。何にもしたくないのだ。
何にもせず、省エネで生きていたい。
何もしなくていいのなら、食事は1食でもいい。
ずっと横になってダラダラ過ごしたい。
これが究極にやりたいことだ。


欲がないわけじゃない。

何もしないという生産性のない自堕落な生活の先に、ふつふつとやりたい事が湧いてくるのだ。

猫を愛でたい。相方と美味しいものが食べたい。
料理は手っ取り早く結果がでる、生産性の高いアウトプット。
美味しい料理は心を豊かにしてくれる。
そうだ花を飾ろう。
存分に何もしない時間を楽しんだら、ようやくやりたい事が出てくる。

最近出かけてないから、花の写真撮りたいなぁ。
梅、桜、チューリップ、菜の花、クチナシ、紫陽花。季節の花を追いかけて、
加工は撮影時点でやるから、さてマクロレンズかパンケーキか。
ソフトフォーカスかけるか悩みたい。
そしてこれぞというとろけた1枚を撮りたい。

外に出たら、自分では作らない美味しい物が食べたい。ふらりと立ち寄った店でスイーツを買って、お家でコーヒーを飲みながらゆっくり味わいたい。

アクティブなるためには、静の時間が必要なのだ。
通勤が減って、静の時間が増えた。
お出汁を取るようになった。出汁パックは使っていない。
麺つゆも出番がない。出汁が美味しければ醤油と味醂だけで味が決まる。楽ちん。
そしたら次はこれ作ろう、あれ作ろう。
暇だから料理しよう。時間追われるわけじゃないし目分量をやめてちゃんと計量するようになった。あっという間におうちご飯のレベルが上がった。

最近だとペン習字が新たに加わった。
一昨日からパワーピボットが仲間になった。

実行に移す機会が増えた。

きっと私は頭の切り替えのために、「何もしたくない」でリセットが必要なんだ。

私の「何もしたくない」は欲求の源泉なのかもしれないと気付いたので、「何もしたくない」は必ずしもネガティブな事ではなく、ウォームアップなのだと思えるようになったのは在宅勤務のお陰である。

新しい生活様式は私に欲をくれるのだ。
欲のままに、節度を持って生きて行きたい。

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今の欲求はマスクせずに外の空気を感じながら散歩がしたい。マスクしないと花粉地獄だけど。

オイラの煩悩

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