【社会人になったら知っておきたいこと】vol5.給料明細を読み解こう!(源泉所得税編)

こんばんは!安田です!

今回は「給料明細を読み解こう!」ということで、どんなものが控除されているのか知っておきましょう。

以前に引き続き下記の項目が控除されているとnoteにて書かせていただきました。

・厚生年金保険料
・健康保険料
・介護保険料
・雇用保険料
・源泉所得税
・住民税(社会人2年目の6月から控除されます)

今回は源泉所得税について書いていきます。

源泉所得税とは?

源泉所得税とは何か?(源泉徴収とも言います)
これは所得に応じて国に支払う税金のことです。
ただ、源泉所得税という聞きなれない言葉もついています。給料明細には、【所得税】と書かれていることが多いかと思いますが、正確に言えば源泉所得税ですね。

源泉ってどうゆう意味?

年間の所得にかかる税金(所得税)を事業者が給与からあらかじめ差し引くことをいいます。従業員の給与を支払う事業者であれば、必ず行わなければなりません。
事業者が源泉徴収を行うことで、従業員は確定申告をする必要がなく、毎月の給与から少額ずつ所得税を納めることができます。また、国にとっても「安定的な税収を得る」「確実に所得税を徴収する」という意味で、源泉徴収は大きなメリットがあるのです。

源泉所得税(源泉徴収)の歴史

イギリスが1799年にナポレオン戦争の戦費調達のために、貴族階級を課税対象に創設した所得税の徴収が源泉徴収の起源とのことです。その後、広く国民大衆を相手にする源泉徴収制度を制度として機能させたのはヒトラーによるナチス・ドイツであり、第二次世界大戦後多くの先進諸国の税制に影響を与えたようです。アメリカ合衆国では、第二次世界大戦中の1943年に導入されました。

この期限は戦争で資金を調達するためにつくられた制度だったというのは、面白いですね!歴史までは知らなくてもいいかもしれませんが、仕組みは知っておいた方がいいことだと思います。

本日は以上です。ご精読ありがとうございました。

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