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もうひとつの「女の子の永遠の憧れ」と向き合う少女との出会いを経て、ラブライブ!シリーズ13年目で初めて推しのスクールアイドルとユニットが出来ました、という話

 私、ryutoは基本的にはアイドルマスターシリーズで複数のアイドルの担当プロデューサーをしています。でも、好きなアニメやゲームのキャラを楽しむ、ということもしています。

 そんな中、たまたまですが、ラブライブ!シリーズと縁が出来ました。

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 ちょうど11月26日の日曜に、出張で名古屋から北海道に帰るミュースカイの中で「蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 1st Live Tour 愛知公演」の存在を知りました。

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのキャラクター6名。

 パッと目についたのは、夕霧綴理ちゃん。アイドルマスター、特にシンデレラガールズやシャニマスでプレーヤー=プロデューサーをやっている歴史が長いものなので、最初は白雪千夜ちゃんを連想しましたが、中身は浅倉透ちゃんみたいだなぁとぼんやり思っていました。

 で、先日の異次元フェスでは、担当アイドルである綾瀬穂乃香ちゃんとぴにゃこら太ののぼりが掲げられたり、「繚乱!ビクトリーロード(こちらは虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の曲です)」で新たなアイドルの口上に悶絶したり、穂乃香ちゃんの口上を作ってみたりしたわけです。

 で、Youtubeの動画を見ていたりして…

【2023/4/22配信 With×MEETS】綴理先輩を紹介させてください より。

 綴理ちゃんと息ぴったりのアイドルがいるなぁということで調べてみると、一緒にいるのが村野さやかちゃんであること、そしてこのふたりがユニット「DOLLCHESTRA」であることを知りました。
 さやかちゃんは、不器用だけど純粋な頑張り屋さん。幼い頃からフィギュアスケートをやっていて、結果も残している実力者。一方で、表現面での壁にぶつかってしまい、スランプを打破するために蓮ノ空へ入学した経緯があります。
 そう、綾瀬穂乃香ちゃんを知っていれば、もうひとつの「女の子の永遠の憧れ」と向き合う少女の物語がここにあるんです。穂乃香ちゃんも、2011年のシンデレラガールズサービス開始から、クラシックバレエの世界でいくつもの賞を取っているんだけど、自分の表現に納得がいかなくて、バレエを離れてアイドルになりました(アイドルになっても、バレエの技術は一流です)。
 さやかちゃんが登場する蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブおよびアプリ「Link!Like!ラブライブ!」の登場は2023年2月。約12年経っていても、「女の子の永遠の憧れ」をめぐる物語は、誰かの心の中にあるわけです。

バレエ出身の穂乃香ちゃんとフィギュアスケート出身のさやかちゃん。ちなみに穂乃香ちゃんは初期の表情なので、ここからどんどん柔らかくなります。

 で、昨日と今日で、色々と見ていくと、「舞台」では天才である綴理ちゃんに追いつきたいさやかちゃんですが、「日常」では逆転して、ほとんどの生活力がコテンパンな綴理ちゃんの世話を、家事が上手なさやかちゃんが引き受けています。お互いになくてはならない存在が、時と場合によって変わるわけです。
 運命共同体に見えて、でも、ひとりでいることもあって、されどパートナーを忘れたくないこともある。そんな物語が垣間見えました。決定打は、こちらの楽曲。

 ひとつひとつ確かめていく、意思を込めた結び目を。 
 メロディも歌詞も、そして歌声も文句なしで、好きになりました。

 大切なのは、綴理ちゃんも、さやかちゃんも、過去に知ったキャラクターと比較するのではなく、それぞれを愛するということ。特にさやかちゃんには、フィギュアスケートや、ユニットパートナーの綴理ちゃんのことなど、これまでとこれからの、さやかちゃんらしさがどうなっていくのか、見守ってみたくなったのです。

 そんなこんなで、ラブライブ!シリーズ13年目で初めて推しのスクールアイドルとユニットが出来ました。これからもよろしくお願いします!
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 ここまで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。みなさんが楽しめるものを、気軽に楽しめますように。

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