コンテンツ日記 2018/12/12

ようやく元気になったので再開。本当は結構いろいろ聞いているのだけれどなぁ。

NHKスペシャル『ロストフの14秒 日本vs.ベルギー 知られざる物語』

話題になっていたので、再放送を録画して鑑賞。取材可能な範囲まですべて取材しに行った凄まじい検証型ドキュメンタリー。試合を見ていた人々に絶望と驚きを与えたあの14秒のカウンターアタックを1時間という尺で検証。あのカウンターアタックについては、サッカーファンのいろいろな意見が出た。けれど、両チームの選手、監督の声を丹念に集めてあらゆる角度から検証するという方法はおそらくテレビ局の中でもNHKしかたぶん無理だろうなぁという感じ。これほどの密度のスポーツドキュメンタリーは年にそれほどないレベル。長友の長谷部に対する信頼が垣間見える場面や長谷部が「もう少し足が長ければ」と語っていた場面はさすがに見ていてちょっと泣いてしまった。

七尾旅人『Stray Dogs』

やっぱりいいアルバムという基準が変わったんだなぁと思った。これも全曲いい曲で素晴らしいけど、昔風な「良い」アルバムかと言われるとちょっと違う気がする(それでもそっちよりの作りではあるけど)。まだ全容掴みきれていないので繰り返し聞くと思う。

オーニソロジー『101』

菊地成孔のレーベルTABOOのソニー期最終作。で、ものすごく良いです(これは昔風な「良い」アルバムのほう)。リズム隊が素晴らしくて、その上によいボーカルが乗るという感じで、昔ライブ観たときの印象からするとだいぶ化けたなぁという感じがある。Final Spank HappyとのM7「変なファウンデーション」が結構好き。でもアルバム聞き始めると、序盤の曲はみんな好き。

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