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バスケットボールは24秒ルールがあるから楽しい

バスケットボールの「24秒ルール」をご存知だろうか。

経験者やファンならもちろん知っていると思うが、知らない方もいると思うので念のために簡単に説明すると、

バスケットボールの試合中にボールを支配しているチームは24秒以内に攻撃を終えなければならないというもので、シュートを放って攻撃を終了しなければならないという最も基本的ルールだ。

これには、意図的に攻守の転換を早くして試合展開をスピードアップし観客を飽きさせないようにする意味と、勝っているチームが時間稼ぎのためにわざとボールをキープし続けるという行為をやめさせる手立てでもあるらしい。

プロ、アマを問わず、バスケットボールの試合を見ていると目まぐるしく攻守が入れ替わりハラハラしながら観戦した覚えはないだろうか。これこそが24秒ルールのなせるワザである。

ところで、息子の部活動を通じてバスケットボールに関わってみて実感したことは、これほどルールが複雑で細分化され、しかもかなりの頻度でルールチェンジが行われるスポーツは珍しいのではないかということ。

カナダ人のネイスミスという体育教育者がバスケットボールの原型とも言える競技をはじめて考案したのが19世期の終わり頃の1891年というのでかなり歴史は古い。

サッカーともラグビーともアメリカンフットボールとも違う屋内型の競技を考えるようにという課題を与えられた学生ネイスミス氏は、屋内でプレイでき、力の強さでなはく正確さを求められ、接触による怪我の出にくいスポーツとしてバスケットボール(考案時はそう呼ばなかったと思うが、)を編み出したのである。

24秒ルールに話題を戻そう。

時計で24秒を測ってみるとわかるが、意外にすぐにやってくる。攻撃権を与えられたチーム5人はこの24秒以内に攻撃パターンを組み立て最終的にリング目掛けてショットを放たなければならないのである。

その間には、パスワーク、ドリブル、ステップと技が繰り出され、オフェンスとディフェンスの体を張った攻防も見所のひとつ。そして、攻撃の最終章としてシュートが放たれるが、その形態も、レイアップ、フローターなど様々なパターンがあるが、なんと言っても見応え十分なのがラインの外側、遠いところから放つスリーポイントシュートである。

NBAの試合動画などで、有名選手が狙いすましたように放ったボールが弧を描き、吸い込まれるように、シュッという音と共にネットに吸い込まれる映像を見たことがあると思うが、あれである。(もちろん、シュートが決まらずに攻守が逆転することも・・・)

このように私たちをハラハラさせる仕掛けの張本人こそ「24秒ルール」であり、試合中画面に表示される、或いは体育館でTOが操作するクロックを気にしながら観戦すると、バスケットボールの楽しみが倍増すると思うのでぜひお試しあれ。

24秒ルールと言っても、シュートが決まる決まらないや、シュート後のボールの行方などによって、様々な展開が考えられるし、さらに短い14秒ルールというのもある。なので、より詳しく知りたい方向けに、わかりやすい説明の載っているサイトのリンクを張っておくのでご覧になってみてはいかがだろうか。

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