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「寒暖差アレルギー」の賢い対処法


いやな症状の正体

花粉アレルギーなどのアレルゲンとは関係なく、くしゃみ、鼻づまり、鼻水など風邪に似た症状に悩まされることがあります。

私なんか、毎冬、1〜2回、そういう目に遭います。

最初は、鼻の奥のむずむずから始まって、次第に鼻づまりが起きるか、鼻水が止まらなくなるかどっちかで、そのうちティッシュが手放せなくなります。

風邪にしては、熱もないし、体もだるく感じない。なのに、なぜ?と最初のうちは訝(いぶか)しがったものですが、もしかしたら、これが寒暖差アレルギー?と疑うようになり、調べてみることにしました。

原因がわかった気になるだけで、少し症状も治る感じがするのは不思議なものですね。

ところで、こういった症状が起こるのは決まって季節の変わり目で、タイミングとしては、朝起きて間もない頃か夜の就寝前の時間帯に集中することが多いです。

私の場合は、寒暖差アレルギーかその他のアレルギーかを見分けるために、以下の項目の有無をチェックしています。

熱がある/アレルゲンが近くにある/だるさや関節の痛みがある

上記のどれにも該当しないのに、症状が止まらなければ寒暖差アレルギーの可能性大ですね。


寒暖差アレルギー

寒暖差アレルギーは、寒暖差が6度〜7度以上あるような環境に置かれた時に発症するようで、その原因は、自律神経の乱れらしいです。季節の変わり目の、特に朝夕に症状が出やすいというのも納得できますよね。

いずれにしても、

・鼻の奥がツ〜ンとして、むずむずが止まらない
・鼻水が止まらない/鼻づまりがとれない
・頭が重い

なんて症状がいつまでも止まなければ、風邪じゃなくてもさすがに憂鬱になるし、仕事や勉強にも集中できません。


寒暖差アレルギーの対処法

寒暖差が原因なら寒暖差をなくせばいいはずで、要は体を温めればいいはずです。インターネットを調べてみると、いくつか役に立ちそうなアドバイスがありましたのでご紹介します。

1)寒暖差を少なくするため厚着するなど着衣で調節する(特に、背中や下半身が冷えないようにすることが大事)
2)マスクをすることで鼻を外気の刺激から守る
3)暖かい飲み物を飲む
4)軽い運動など、体を動かす(体を温める効果)

上記のアドバイスについては、私も実践してみましたが、実際に効果がありました。やはり、室内外の気温差や季節変動、または、気候の変化(寒波等)など、特に、秋から冬にかけては寒暖差が生じ易い要素が増えますので、アレルギーが起こりやすくなります。寒暖差アレルギーかな?って思った方は、よろしければ参考にしてみてください。

でも、いつまでも症状が改善しないようなら、投薬で治るらしいので早めに耳鼻科を受診してくださいね。


寒暖差アレルギーの予防

寒暖差アレルギーが発症したときの対処法はだいたいわかりましたが、どうしたら寒暖差アレルギーが起こらないか、予防法を考えてみました。

寒暖差をなくすためとは言え、過剰に厚着をしたり、部屋内でガンガン暖房を入れるのは、結果として寒暖差耐性の弱い体質を作ってしまいそうです。

あくまで私感ですが、寒いからといって部屋に閉じこもってばかりいては体もなまってしまいますので、元気よく外で適度に体を動かし運動することも大切だと思います。

血行を良くするためには、入浴や乾布摩擦、マッサージなども効果がありそうですし、自律神経を正常に保つためにも平穏でストレスのない日常を心がける必要があります。

規則正しくバランスのとれた食事も大切ですし、質の良い睡眠も欠かせません。

あれれ、そうやって見てみると、結局予防としてできることって、日頃からフィジカルとメンタル面の両方で健康でいられるように気をつける、ということになりそうですね。

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