ニコヨン(#14 ニュース映画で現代社会を勉強しましょう)
ニコヨン労務者と女性終戦直後は失業問題がきわめて深刻でした。
昭和20(1945)年11月の復員及び失業者数の推計は1,342万人で、これは、全労働力の30~40%に当たる人数であった。
そうした失業者に対する政策の一つが、この失対事業ですが、実態は若干複雑です。戦後、引き揚げてきた男性が復職することで、戦時中から働いていた女性が職を失うケースや、いわゆる戦争未亡人、さらに何らかの理由で正規雇用に就けなかった人々が、主に失対事業に従事しすることになります。
こうした理由で