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Notion AIを試した結果、ほんの少しの絶望と大きな可能性を感じた

前々回 [1]、前回 [2] でNotionを使ってみてサブページ便利だな(^^♪ から、いきなりAIです( ゚Д゚)
個人的にはChat GPT3やCopilotに記事を書いてもらうと今一つ(俗に言う?「生成AI」文法)で全く期待していなかったのですが・・・

衝撃を受けました!! 今回はそんな記事です。

ほんの少しの絶望

会社でNotionの可能性を調査がてら記事を作らせてみました・・・特徴的な生成AI記事ではありません!!私が真面目に文章を書いたら(会社で使う想定だからね(^_-)-☆)こう書くだろう、というスタイルそのままでした。冗長さと押しつけがましさと逃げ(生成AIのイメージ最悪(;'∀'))がなくなり簡潔でまとまっています。無料でGPT-3を使っている人と有償でGPT-4o使っている人、もしかしたら別の景色を見てるのかも、と想像させられました。
私と同じレベルの文書を書けるなら、少なくとも導入部は私が書く必要はない、じゃあ私が書くところは・・・というのがほんの少しの絶望。

ちなみにちょっとふざけて(笑)ネコ語とかツンデレとか指定したら、ちゃんとそのように記事を書いてくれました(・・・会社)

大きな可能性

生成AIと人間が手分けして記事を書けば、自分が言いたいことを簡単に文書化できそうです。重要なところは人間、導入などある程度話の内容が決まっているところは生成AI。

構成、台本は人間

生成AIを使い分けてみたイメージ。無料の生成AIは仕事を覚えてちょっと経った部下、Notion AIは資料の下書きを作ってもらうことに関しては腹心レベルの部下。前者は何とか案を持ってきてくれるレベルですがNotion AIは細かな要求にも応えてくれます。
構成、もしくは台本を人間が書いた場合、例えば「3章構成にして。第1章は○○の内容で第2章は△△、第3章は◇◇。これこれこういう観点を入れて。」とやったときに良いAIとそれほどでもないAIの差が出るな、と思いました。
「これからはプロンプト作製技術が重要」無料レベルでは正直大した差ではありませんでしたが、Notion AIとか最新のAIになると人間が作る構成で大きく回答を改善させられる、作る人間側の優劣を反映させられると感じました。

事実と独自データは人間

AIは取ってこれるデータに制約があるようです。有料データを取ってきて反映させたら大問題になりそうですしね。
論文もない・・・Wikipediaも取ってきてなさそう・・・ものすごく限られたところからデータを取って来ているのかな?と思いました。
「イノベーションの歴史と各国の事情、日本の課題」みたいなふわっとしたテーマだと、導入部としてそのまま使えそうな文章を作ることが可能でした。一方で「とある製品の歴史」といった厳密性が求められるテーマでは大嘘を書いており、参考URLを一緒に教えても回答が変わりませんでした。
AIの手におえない事実関係は人間が書いて文書の直しだけさせるのが無難そうです。
また、AIは基本一般論。「世界初出」の独自データには対応していないため、そこは人間の仕事。AIが見えるところに載せるまでは人間だな、と感じました。

結論のオリジナリティは人間

「こういう結論で」と人間が書くとAIは丸写ししてました(^O^)
結論を書かないとAIは一般論を持ってくる、というのはAIの良しあしで変わらなそう。ある人固有の考え方をAIが膨らませる、というのは難しそうです。・・・そこにフォーカスして質問すれば膨らませられるのかもしれませんが、少なくとも記事作成の流れの中では。
結論、記事の性質を決定づけるところは人間が出るな、と思いました。

まとめ

良い生成AIに人間がしっかり関与すれば人間レベルの記事が書けそう。今まで自分で記事を作っていた分の20%くらいの労力をかければ生成AIが仕上げてくれるイメージ。0%に限りなく近いと、良い生成AIといえども質は落ちる。
Notion AI年額1万円強。・・・どうだろう(個人的には、note記事だけなら合わないか微妙、仕事とかnote以外の私生活で効果出せればペイできるか?)

参考記事

[1] 最速!!Notion入門

[2] Notion入門 (2) サブページ

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