【桜桃選栞|03】吉村美栄子知事3期12年に成果は?〜銀座・モンペ・田中圭〜
2021年1月の県知事選で4選を決めた吉村美栄子知事だが、過去3期12年の間に成果はあったのだろうか?
タイトルの「銀座・モンペ・田中圭」は何だ?と思った人もいるはずです。
結構な時間考えてようやく思いついた3つのキーワードなので
”評価できるか”一緒に考えて欲しい。では振り返ってみよう。
銀座
”銀座”は当然地名です。
2009年に東京・銀座に山形県のアンテナショップ
「 おいしい山形プラザ 」
をオープンし現在まで続いている事だ。行った事はない。
2階にはイタリアンレストラン
「 ヤマガタサンダンデロ 」
が店舗を構えている。独創的な料理を提供するらしい。
全国的にも有名な奥田政行シェフがプロデュースしており好評を得ている。
開店時の2009年頃はアンテナショップブームで各県がこぞって東京に出店した時期だ、銀座への出店は”無謀”と言われたが押し切って出店。
一応うまくいっているようだ。
知事の発案かは不明だが。
モンペ
山形は農業・米作りが盛んな県だ。
県内で開発された米「つや姫」「雪若丸」「はえぬき」はどれも高い評価を得ている。
販促にも力を入れていてPRイベントがいろいろある。
中でも「春の田植え」と「秋の稲刈り」イベントは知事が参加しテレビ取材も入るので注目度が高い。
なんと吉村美栄子知事はモンペを着て参加するのだ。
県内の人は知っていると思うが抜群に似合う!
いつから着たか覚えていないが歴代県知事は男性だったため
モンペ = 吉村スタイル と言える。
売り上げにつながったのか不明だが評価に値する。
銀座の「おいしい山形プラザ」のイベントでも着ていたと思うので、東京の方にも吉村美栄子知事のストロングスタイルを見て欲しい。
田中 圭
吉村美栄子知事と田中圭にスキャンダル発覚か!?
そんな事はない。
県産米のPRタレントに 田中圭 を抜擢したのだ。
「はえぬき」「つや姫」のPRには阿川佐和子、村田吉弘(料亭菊乃井)を長く起用している。V6の長野博の時もあった。
美味しいお米にお金を出しそうな世代を狙ったのだろう
渋すぎる人選は公務員やJAが考えそうな事だ。
「はえぬき」が22年連続で"特A"を獲得しても
農業関係者以外には響かない
首都圏のスーパに並ばない
ブランド・販売戦略が脆弱なのだと思う。
2018年、県産米の新品種がデビューを迎えた。
今度こそ全国に売り込みたいが阿川・村田・長野のスライド起用はダメなのだ!
新品種の名前を思い出して欲しい(このメニューの上の方に書いた)
「 雪若丸 」
”王子”の存在が必要だのだ。
田中圭の起用は絶妙だと思う。グッジョブ!
田中圭がCMで「 雪若丸が好き! 粒立ちが好き! 」といえば世間の注目は集まる。
ただし人気俳優の起用はお高いのか期間を限ってのスポット契約のようだ。
知事の発案かは不明だが。
総合評価
3つのキーワードを説明したがどれも”農業”に関連している。
農業分野への貢献はあったに違いない、農業はやや評価。
経済面、少子・高齢化対策、人口減少はどうだろう?
山形の経済はなかなか上向かない
「 大沼デパートが夜逃げ同様に閉店 」したのが象徴だ。
山形県は唯一「デパートのない県」になってしまった。
単に経営がごたついた結果ではない。大沼の破綻が何を示しているか!
「大規模な店舗を支えるだけの人口がいなくなった」のだ。
政策に少子化対策、婚活支援などもあったが目に見える効果はない。
高齢化や空き家対策も効果は限定的。
グランドデザインは苦手なのだと思う。評価は低い。
災害の対策は十分だろうか?
災害時は県知事がトップダウンで対応に当たらなければならない
しかし、頼りない!
ニュースで見る限りだが、災害も話し方がゆっくりで一定なので不安になる。
担当者に言われた事をそのまま話しているのではないかと思う。
組織のトップは災害・被害の状況を理解し、判断指示を出すのが役割だから
現場視察し部下に任せてはい終了ではまずい。判断した理由をわかりやすく伝えて欲しい。
批判の方が長くなりそうなのでもうやめるが
総合評価は「 もっと頑張りましょう 」だ。
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