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#92 【レシピ】土用におすすめの「水なし炊き」

今年は、春になったと思ったら暖かく、暑いくらいの日もありますね。
標高750mの畑では、まだまだカンゾウが採れるけど、つくしはいなくなりました。ヨモギがとれ始めてきました。

にんじんや大根はトウがたってきました。
じか植えした春にんじんやコリアンダー、野沢菜も、芽を出してきました。
菜花もまだまだとれます。

冬があけて春!そして、土用の時期に入りました。
土用は、野菜の甘みと、トロッとした食感を積極的にとりたい季節です。葛やとろみのある食材を使うと満足感が出ます。
野菜の蒸し煮や水なし炊きがオススメ。

今回はカボチャで作りました。
①少量の水(鍋によりますが、水を0.5~1cmくらい)を鍋に沸騰させて、カボチャを並べ、上にパラリと塩を振って蓋をします。
②弱火にしてじっくり10~15分。蓋を開けて、スッと串が刺さる柔らかさになれば出来上がり。
③味をみてととのえます。もうちょっと食べごたえがほしかったら、オイルを回しかけます。オリーブ油、ごま油、なたね油など。油と塩をプラスするとグッとおつまみ風にも。ローストして刻んだナッツ類や松の実などを散らしてもいいし、さらにマッシュしてサラダっぽくしても。

土用の時期は、シンプルな味が体をほっとさせてくれるように感じています。季節の変わり目で体調を崩しやすい時季なので、シンプルな調理は胃腸への負担も少なく、体に優しいです。金属の鍋よりも土鍋があるなら、土鍋の方がさらにやさしくやわらかい味です。

カボチャのほかに、さつまいもや大根、にんじん、カリフラワーなどでも作れます。灰汁(あく)が少ない野菜で作るのがポイントです。

食卓のバランスの中では、凝った料理(餃子やハンバーグなど、元の形をとどめていないものなど)があるときに、そんなに手を加えない静かに調理された水なし炊きの一品があると、とてもいいなと個人的には思っています。
簡単なのに美味しい。

胃が重いときや、あと一品欲しいとき、野菜をどう調理するか迷ったとき、忙しいときなどなど、ぜひ、お試しくださいね。もし焦げ付くようなら、火が強いか(自然食品店で売られてるガスマットなど敷くといいです)、厚みがある鍋で試してみてくださいね。

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それでは、また明日!!

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