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#57 春に採れる野草2

昨日・おとといと、野草について書いてきました。今日は続きです。

八ヶ岳はまだ春になりたて。標高によって全然違うので、この春の時季を長いこと楽しめるのが嬉しいです。

春の野草2

フキノトウ

いわずもがなの野草の代表。写真はずいぶん開いてしまったものですが、つぼみの状態を食べます。開くと食感がよくないのと、苦みが強くなります。フキは、水気を含んでいて、風当たり少ない場所で見つけやすいです。ふき味噌や、天ぷらに。

似た毒草として、ハシリドコロがあります。ハシリドコロは、全体邸に緑で、ツルツルしている表面なのに対し、フキノトウは部分的に赤い場合があることもあるのと少し産毛のような毛が生えているのが特徴です。

ナズナ

春の七草のひとつでもあるナズナ。ペンペングサの愛称でも親しまれます。こちらは、おひたしに。

カキドオシ

少しギザギザしてて丸い葉っぱのカキドオシ。写真はまだ小さいので少し分かりにくいですが、ちぎるとミントっぽいさわやかな香りがするのが特徴のカキドオシ。天ぷらにしてもいいし、ミントティーのように生で摘んでお湯をさして、お茶にするのもさっぱりしていておいしいです。

スズメノエンドウ、カラスノエンドウ

スズメノエンドウは実が緑色、カラスノエンドウは実がつくと黒っぽい色をしています。若い葉っぱがおいしいです。おひたしにしたり、スープに入れたり、サラダにしたり。

ノビル(野蒜)

子どもたちが小さかったころ、東京の保育園のお散歩で見つけてきてはとってきて、食べていました。
葉っぱを刻んで薬味にしたり、ネギよりちょっと食感が口に残るので刻んでチヂミに入れたり。白くて丸い根っこは、根っこ付きでぬたにしたり、炒め物にしたり。あれこれ楽しめる野草です。

イネ科の草や、毒草と混色して生えたりするし、似ています。見分け方は、ちぎってにおいをかぐのが一番分かりやすいかと思います。ネギみたいな臭いがします。それと、葉っぱの断面が三日月形をしているのが特徴です。

クレソン

この時期、水辺に自生します。美味しくて、わが家みんな大好きなクレソン。田んぼが活動しだすと農薬が入ってくるので、水路に薬が入らない今の時期が食べ時です。

終わりに

見つけ方のコツを知ってしまえば、あれもある!これもある!と楽しくなる春の外歩き。ぜひ、取ってもいいところで、安全なものを探して、野草探しにトライしてみてくださいね。

今日もお読みくださってありがとうございました。
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それでは、また明日!

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