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さとやま農学校 〜相模湖にある自給のための野菜作り・無農薬栽培の農業体験

東京在住時代、思い切って飛び込んでみたのが神奈川県相模湖にある「さとやま農学校」。

私にとって子育ての大きなヒントになり、移住のきっかけにもなりました。
私が参加したのは第5期。たしか2018年だったかと思います。

家から1時間ほど。お弁当を詰め、道具を持ち、子どもたちと車に乗り込んで出発。
月に2度ほど通う相模湖までの道は、ショートトリップ。行きと帰りの道も込みで、とても良い時間となっていました。

有名なパン屋さん「ルヴァン」にいらっしゃった須藤さん。
あたたかく懐が広いお人柄で、初めましての人同士でも安心できる温かい雰囲気が農学校にはありました。
本質を突いた分析と説明がとても分かりやすく、本を読んでも頭に入らなかった理論が、分かるようになっていきました。団粒構造。生物多様性。種の話。気候変動や今の世の中の実態。実際に作物を見て土を触り、肌で感じながら、尚更わかりやすかったです。

農学校で生まれるコミュニティもありがたく、卒業生主導でお借りしている自主畑もあります。仲間との活動は楽しいものです。季節ごとにキャンプしたり、毎年秋におこなわれる楽座では、染めやパン作りやキムチ作りの体験、手を挙げたら実現できる場があったりします。

子どもたちと一緒に参加できたこともよかったです。
農体験は、色々な場と趣旨があり、子どもNGのところもありますが、須藤さんのところは、お子様もwelcome。見守りは必要になりますが、歩けるお子さんだったら参加OK。
子どもを自然に触れさせながら育てたいと思ったときに、私はシングルマザーだったこともあって、農学校がずいぶん助けになりました。山に出かけてたりしましたが、東京にいながら継続的に子どもたちに自然に触れさせるのは大変。畑があると、食の原体験にもなるし、いい発散にもなります。当時保育園児だった次男は、農学校のパクチーをおいしいおいしいと食べていたからか、いまだにパクチー大好きです。
帰りには、相模湖駅前にあるカドヤ食堂で、お気に入りの定食を食べて帰るのも、子どもたちの楽しみでした。

カエルや虫をつかまえるのも、子どもたちには楽しかったよう。

クワとカマだけで、トラクターなどの機械は使わず、
体が弱くても、子どもがいても大丈夫、という須藤さん。
自分らしく無理しない参加の仕方で楽しく通わせていただいていたさとやま農学校の経験があったからこそ、今の私があります。
全ての経験が必然だったけど、農学校の体験なしに移住はなかったかもしれません。東京近郊にいながらジャンプできないけど、何かやりたい、という方にはぴったりじゃないかと思います。

来年春に開講の「さとやま農学校2024コース」の受付が始まったようです。
一度、通年参加したら、いつでもリピート歓迎♪というのも嬉しいところ。
「昨今の気候変動で、ここ数年の間にだいぶメソッドもアップデートしてきました」とのお言葉に、私も久しぶりにお邪魔してみたくなりました。

すどう農園のインスタはこちら

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