仙台

先週末の仙台。


牛たん。

菊芋のきんぴら。

芋の想像をしていたら噛んだ瞬間「シャクッ」と音がして予想外の展開に驚いた。


キューピーがいっぱい並んだこわい家。


カシス。(たぶん)
陽の光を浴びてつやつや輝いてて綺麗だった。



海。

すごい海。

一緒に来てた人たちが次々に服を着たまま海に飛び込んでいったから気が触れたのかと思った。

先輩の眼鏡は海に拐われた。

穴の向こうになんかいそうでどきどきする砂浜。


でっけ〜〜牡蠣。

牡蠣=ノロウイルスという最悪の式が頭に根付いていていつも食べるのに躊躇してしまう。なんか見た目も不気味だし。
そして食べたからといって「まあ美味しいけどテンションが上がるほどじゃないな……」って思う。
なんで日本人って牡蠣が好きなんだ?
焼きたてだったらテンション上がるのかな?

なんとなく、他の人が食べてテンションが上がるものでテンションが上がらないことに罪悪感を覚える。別にその空気にとかではなく、食べ物に対して。「お前を食べてテンションが上がらない人間でごめんな……」って。


食事の後どうしても欲望が抑えきれずにカラオケに行こうとしたけど空いてなくて、仕方なく(?)二次会に合流した。土曜の夜だったからね。



ホテルまでの帰り道、近視って結局遺伝の影響が大きいよね、という話をした。
現代では「目が悪い」という生存にはかなり不利な要素を持った遺伝子も文明によって生き永らえ、受け継がれてしまう。
そうして本来生存に必要なはずの能力が不要になった結果、現代で子孫を残すために最も大切なものはルックスや体型などいわゆる"性的魅力"になりつつあるのではないか。
つまりそれは、人間は文明を発達させたが故に実質として本能的な生物になっていっているということで、面白くはあるが同時に怖くもある。

そんなことを一緒にいた人々に喋ったら「は?何言ってんの?」という顔をされることもなく受け止めてくれた。
こういうコミュニティは大事にすべきだなと思う。


そんなことを考えながら外をぶらぶら歩いていたら行きたい方向とは全く違う方に進んでいた。
こんな人間が生き残ってしまうのも文明の発達による弊害かもしれない。


行き帰りの車でウミガメのスープを出したらみんな予想以上に楽しんでくれて嬉しかった。カプリティオチャンネルの問題にお世話になった。
恐山さんの問題も出してみたら、「こわっ……」「ゾッとしたわ」「この問題考えた人サイコパス」と大変好評で良かった。
加藤さんの問題は出すのを躊躇ってやめてしまったのが悔しい。いつか出したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?