見出し画像

実家への料理便「柔らかくて、おいしいもの」高齢期について考える

時々実家に高齢の親のための「冷凍料理便(おかずやおやつ)」を送っています。
贈るものは
1)柔らかくて 本人が好きなものや珍しく喜んでもらえそうなもの
2)柔らかく食べられる ちょっと材料が良い目のもの(例:和牛)
など

家の場合は噛む力が弱いので「柔らかいこと」が一番のポイントです。
高齢者向け宅配のお弁当やスーパーのお惣菜など活用はいくらでもでき、実際試したこともあったのですがちょっとしか食が進まない。そうなると宅配でどんどん在庫やちょっとした食べ残しが冷蔵庫や冷凍庫にたまってしまうので、ちょっとずつでも自家製のもので食が進んでくれる足しになれば
と思って送り、実家では家族も今は一緒にいるので上手く取り入れてくれています。

身近な人を見続けることで、個人差はありますが「年を重ねるとこういう変化がでるのだ、それを食でどう補っていくのか」ということを考えるようになります。ですが、親が今より若いころというのは弱っていくことに想像もしませんでした。

働く自分が実家に行けば「もてなしてもらえる、ごちそうが出てくる」「ねぎらってもらえる、楽にさせてもらう」「夫婦(両親)で暮らしていれば安心」など今思えば甘えさせてもらって本当に楽でした。

だんだん時間がすすむにつれ「実家に年に1~2度帰るとそのたびに親が小さくなっている」「健康のためにとしている散歩20分がしんどくなっている」など体力の曲がり角に出くわしていきます。

「高齢期の健康」について考えると、なんだか「人生下り坂(失礼!)」と思ってしまいがちですが、これからの人生 できるだけ楽しくまだまだ成長したいと思うところです。

年を重ねることでどんな変化が起こるか、そして衰えても回復は可能なのかこれは自分にとっても大きな興味なのですが、「回復はきっと可能」「高齢期の食事は『体力を落とさない、が大事だ』」と思わせてくれた大きなきっかけがありました。

それが「介護予防講座」の講師のお仕事でした。
つづく。

次回は6月10日開催!
【初心者向け】今日から急須で美味しいお茶が淹れられます(オンラインのお茶のレッスン 5月、6月は新茶まつり、と題してお得です)

おかげさまで150,000ダウンロード越え!
聴く食情報 ポッドキャスト「料理が楽しくなるラジオ」




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?