親のメソメソ期に救い。いつか会ってお礼を言いたい人
親について振り返ると身体の衰えには段階があります。
先日姉と「以前(かなり前ですが)はコーラスのサークルに行くためにあのホールまで(母は)自転車で通ってたんだよ」という話をしたとき「スゴイ!」と思いました。
当時70代前半だったと思いますが自転車をこいで結構な距離のサークル会場まで通っていたのです。
今となっては考えられませんが、人は誰しも若かったのです。体力は徐々に、また事故や病気があれば一気に落ちてしまいます。
片や気持ちはどうか?というと今は一時期よりは「安定していて、朗らか」だと感じます。認知機能の影響もあるのでしょうが基本的に「不安がある、大きい」時にはとても機嫌が悪いです。
不安とは「この家どうなるの?」とか「私はこれからどうなるの?」とか「昨日までは右手が痛かったけど今日は左足の調子も良くない」と言った諸々です。
私たち姉妹で交代で隔週とか毎週実家にサポートに通っていた時期(4年前くらい)は沈んでいたり、不機嫌だったりということが多かったです。
そんなある日、唯一というか笑ったのが「綾小路きみまろ」さんの漫談ライブCDでした。
「80歳のおばあちゃんを1人作るのに、80年かかるんですから~!」
とか
「入院してもう駄目だと思ったら、また元気になって退院してくる!」
とか
「人は見た目!大事なのはいくつに見えるかということです!」
とか
「奥さん、なんで痩せたいんですか?!70、80になれば痩せるの、自然に小さくなるの!」
など
リアルでキツメな高齢者をネタにした漫談に沈んでいた母が爆笑(今書きながら私も爆笑しています)。
暗~い空気を払拭してくれたきみまろ漫談。いつかお礼が言いたいです。
それにしても本当にリアルでシビアな高齢者ネタなのに、当人が全く怒らず爆笑(要は自分たちのこととは思っていない)、ライブにも当人年代が押し寄せる「きみまろ話術」の素晴らしさにうなります。
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