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書き手の想いに共感 楽しみにしてるドラマ「ブラッシュアップライフ」

今期、毎週楽しみにしているドラマはバカリズムさん脚本・安藤サクラさん主演の「ブラッシュアップライブ」です。

主人公麻美は33歳で不慮の事故で亡くなってしまう。死後の世界で案内人(バカリズム)に「来世はあなたの場合、大アリクイです」と言われ「人間にはなれないんですか?」と問うと「徳が足りないので無理。ただし、同じ人生をやり直すことはできます」と言われ、前世の記憶を持ったまま(大人脳)赤ちゃんからやり直す、という話です。

重くなく、どこか爽やかで面白い。バカリさん脚本のお話で「女子同士のトーク」がリアルで面白いのも楽しみ。毎回「スカッとポイント」が水戸黄門のようにあるのも良いです。

実はこのドラマを観たとき、ずっと覚えていたあるドラマを思い出しました。それは結構前に「世にも奇妙な物語」で放映されていた「来世不動産」という短編の話です。ストーリーはほぼ同じ。脚本も先ほど確認したらバカリさんです。

「来世不動産」を肉付けしたものが今回の作品かと感じます。
当時も今も見て何か興味深く思うところが「人の魂は何度も生まれ変わっているのでは?」という説。根拠はなくとも私もそうなのでは?と思っています。
ただ証拠はない。でもこの説が当たり前に本当ならば「死」というもののとらえ方(自分にしろ、残される側にしろ)が変わってくる気がします。

もう一つ興味深いのが作者が「こうやってさっさと終わらせれば良いじゃない?なんで長く悩む必要があるの?」と思っていることがストーリーになっているのでは、という点です。

最新の回で幼馴染みが嬉しそうに「彼」と教えてくれた男性は麻美の職場の既婚者の同僚。既婚であることを知らずに付き合っている幼馴染みに意を決して、(その後の慰める言葉まで用意)して伝えた直後、

幼馴染み(黒木華さん)はスマホで本人に電話をし「テメーよく騙してくれたな。私の貴重な時間を奪いやがったな!」と凄みを利かせて、瞬間で関係を終わらせる。というのがあります。

コレ、多分本当にやろうと思えばできるのではないかと思います。
男女関係で同様の経験はありませんが、例えば信頼半分くらいしている知人から「ものを買わせられそうになる、そのために連絡してきたな」と感じたことがあってその場合は同様に即はっきり断りました。
一旦持ち帰ってしまうと本当に憂鬱です。心は元々「NO」という場合、はっきり断ることは速ければ速いほどダメージは少ないと感じます。

こういった「わかりきっていることになんで長く悩む必要があるの?」という書き手の目線も好きなんです。
日曜の夜のちょっとスカッとするドラマです。


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