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6)自分も親も食べられる「柔らかさ」

噛む力が弱い親のために、実家に行って料理を作ったり、作ったものを冷凍で送ったりしてきたのですが、ポイントは「柔らかく、歯切れよく」です。

「噛むj」というのは本来すごく大事ですよね。
・口の中の筋肉を使う
・噛むことで味わいがより豊かになる
・食べ過ぎることを防ぐ
・消化しやすくなる
・唾液が出やすくなる
・脳への良い刺激も得られる、と言われている

義歯が合わない、その他理由で咀嚼力が弱いから食べやすさを補う感じ、噛める範囲は噛んでもらいたいんですね。その「ちょうどよさ」は本人に食べてもらいながら試してきました。

あくまでもうちの場合ですが、餃子やシュウマイ、豆腐ハンバーグ、肉じゃがの芋くらいの感じは特に何か工夫をしなくても私たちと一緒に食べられます。

これもまたうちの場合ですが本当にちょっとしたことで食べやすくなることも多いです。

一例をあげると
・繊維に沿って切ると食べにくいが、繊維に逆らって切ると問題なく食べられる→例:エリンギや太目のアスパラなど(輪切りまたは斜め輪切りのような感じにすると食べやすい)

・厚切りは食べにくいが薄切りならOK
→例:梨、肉など

・1つの個体でも部分を選べばOK
→タケノコの根っこ側はNG、穂先に近い方はOK。
ほうれん草の根に近い茎はNG、葉はOKなど

・皮があると食べられないけどむけば好物
→きゅうり(うちの場合は皮をむいてスライサーで切ったものを酢の物にしたものが大好きです)
→トマト(湯剥きして胡麻ドレッシングをかけるなど)

柔らかく煮るとかマッシュする以前にちょっとしたことで上手くいく場合も結構あります。

家族と一緒に食べられる方が良いので、上記の「ほうれん草」などは私たちは「茎側多め」などで対応しました。


エリンギは傘の部分は繊維に沿っていても食べやすいようです。軸の部分は斜め輪切りにしています。

つづく

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