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宮城県東松島市でつなぐ絆と子どもたちの成長

皆さま、こんにちは。
横浜F・マリノスを運営する横浜マリノス株式会社の法人営業部です。
いつもクラブへ熱いご声援をいただきありがとうございます。

9月17日に、本noteにて<岩手県山田町で開催!横浜F・マリノスの復興応援活動「ふれあいサッカー教室」>と題し、横浜F・マリノスの復興応援活動についてご紹介しました。

今回は、山田町同様に宮城県東松島市で継続的に実施している復興応援活動についてリポートします。

横浜F・マリノスと東松島市との関係は、東日本大震災が発生した2011年からはじまりました。2020年は新型コロナの影響により中止となりましたが、2024年は8月2日から3日間活動した今回で12回目の訪問となります。

2019年までは、トップチームの選手が参加するサッカー教室を開催。コロナ禍を経て、2022年より横浜F・マリノス スペシャルクラスの子どもたちと一緒に訪問し、東松島サッカー協会主催のサッカー大会に参加させていただいております。

ここからは、今年の8月2日(金)~4日(日)に訪問した様子をご紹介します。

〇8月2日(1日目) 

東松島市での復興応援活動には栗原勇蔵クラブシップ・キャプテンが参加しています。現役時代からサッカー教室に参加し、継続的に参加することで、復興を肌で感じているF・マリノススタッフの一人です。

途中のサービスエリアで昼食

1日目の最初の訪問地は東松島市震災復興伝承館です。震災を伝え続けるために、旧野蒜駅を改修し、2016年に開館された施設です。横浜F・マリノスから参加した子どもたちは、2011年以降に生まれているため、東日本大震災の写真や映像に触れる機会がこれまでほとんどありませんでした。震災当時やがれき処理の様子などに触れ、全員が興味を持って熱心に見学をしていたのが印象的でした。

夏休みの自由研究にする!という子どもも

東松島市震災復興伝承館を訪問した後は、東松島市奥松島運動公園に移動して大会に参加する5 チームと交流戦を行いました。横浜F・マリノス スペシャルクラスの子どもたちは普段それぞれのチームでプレーしているため、一つのチームとして試合するのはこの日が初めてでした。しかし、見事なチームワークを見せて、サッカーを楽しんでいました。

栗原勇蔵クラブシップ・キャプテンが指導!


〇8月3日、4日(2日目、3日目)

2日目、3日目は東松島サッカー協会主催の東松島サッカーフェスティバルに参加しました。2日目にグループリーグを行い、3日目は各グループの同順位4チームのトーナメントによる順位決定戦を開催。また、今回の東松島市での復興応援活動にも横浜F・マリノス、一般社団法人F・マリノススポーツクラブのパートナー企業様にご協賛いただきました。ご提供いただきました商品は東松島サッカーフェスティバルに参加していただいた各チームに配布しました。この場を借りてあらためて御礼申し上げます。

コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社様
アクエリアス、いろはす
森永製菓株式会社様
inゼリー
三省製薬株式会社様
DERMED
六甲バター株式会社様
QBBチーズ

宮城県外からも多くのチームが参加し、総勢20チームにてレベルの高い試合が繰り広げられました。

横浜F・マリノスはグループリーグを2勝1敗で終え、2位トーナメントに進出が決まりました。初戦は古川南SSSと対戦でしたが、ここで子どもたちに少しの変化を感じることができました。意思疎通やプレースタイルの理解が深まり、見事な連携から得点を量産し5-0の勝利。決勝は、がむしゃらFCとの対戦となりました。前半の早い時間に失点をし、その後攻勢を強めるも追いつくことはできず2位トーナメント準優勝(全体6位)で大会を終えました。

東松島市での復興応援活動は、横浜F・マリノスのスクール生も参加することで、子どもたちの育成という側面も併せ持った活動となっています。またトップチームがつなげてくれた「絆」を、当時まだ生まれていなかったスペシャルクラスの子どもたちが引継ぎ、クラブスタッフだけではなく、ご支援いただいたパートナー企業の皆さま、東松島市、東松島サッカー協会など、多くの方々の支えにより実施できています。

東日本大震災から13年が経過しましたが、横浜F・マリノスはこれからもサッカーを通じた復興応援活動を継続してまいります。



横浜F・マリノスのパートナーシップにご興味をお持ちいただいた方、またご不明な点をお持ちの方は次のサイトからお問い合わせいただけます。


最後までお読みいただきありがとうございました!