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パーツ思考とシステム思考

4年くらい前からだから、コロナ入ってからだと思う。ずっと感じていることがあって、まだみんな、画期的な技術とか道具ができて(またはあるのに気がついていなくて)、それを使えばこの状況を改善してくれるはずだと期待し、そして探し続けているような気がする。

実際に新しい技術、良い道具は次々と生まれ続けている。世の中は便利になっているはずだ。で、それで私達は例えば忙しさというものから開放されたのだろうか?

パーツのクオリティはもちろん大事だけれど、それはそこそこで良いから、どのように組み合わせて最適化するかにリソースを使ったほうが建設的なのではないか。

でもそこに気がついたとしても、そういうのって地味で目新しくないので予算がつかないし、成果が出るまで時間もかかるので、いつまでそんなことやってるんだと言われてオシマイということも良くある。

くどくどと並べてみたけれど、じゃあどうすればよいかというのは、そういう自分もまだ解決策が見つかっていない(いや、あることはあるのだが)。

…これは周回遅れの五月病かも(苦笑)

パーツを集めてもシステムにはならない。同時に、パーツ思考の得意なスペシャリスト(専門家)を集めてもシステム思考できるわけではない。

「近自然学」より/山脇正俊

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