自分の頭で考えるとはどういうことか。

こんにちは。えのもとです。今回のe:noteは「考える」ということについて考えたいと思います!(なんか深い)

新卒のときって、「考えろ!」って言われるけど、どう考えればいいか?わかりにくいですよね。

「自分のアタマで考える」ってなんでしょうか。
こういう便利なコトバとか、ビジネス書に書かれていることってそれだけで満足してしまって、呪文のように唱えるだけで、思考停止に陥ってしまうことが多いと思います。
自分なんかもそのタチでした笑。

そのことの問題点としては、行動に落とし込めないことです。
ビジネスでは行動しなければ成果が出ないので、行動まで落とし込めないといけません。
それを実践するのためにどうすればいいか?考えを深めていきましょう!

自分の頭で考えることで周りの意見

■ちきりん

ブロガーのちきりんさんは、
「ある情報についてゼロから論理的な見解を導き出すこと」を、考えることと言っています。

知識にとらわれず、ゼロベースで自分なりの意見を持つということでしょうか?

■細谷功

ベストセラー『地頭力を鍛える』で知られる細谷功さんは、
「考える力(抽象化する能力)」と言っています。

経験や起きた出来事から、意味や共通パターンを抜き取るということでしょうか?

■茂木健一郎×羽生善治

なんか相当いろいろ考えてそうなこの2人は、
「人間が持つ恐怖心が美意識も生み、その美意識が考える原動力」
といった旨の発言が見られます。

今までとは一転して、論理ではなく感性的なものが重要ということですかね?

なんか、知識を使うのか?使わないのか?
論理なのか?感性なのか?よくわからないので、余計実践ができなくなりそうです。

■ちなみに僕の元上司

僕の新卒時代の元上司は、「人の意見でなく、自分の意見を持つ」、
「仕事をゼロベースに目的から考える」
とかとも、言ってました。
実践が難しい。。。。

自分なりに考えた「自分のアタマで考えること」

それでもなかなか僕は行動には落とし込めなかったので、自分のアタマで考えることを、「自問自答すること」と定義しています。

無理矢理自分で問いを作って、それに無理矢理答えるんです。

例えば、「売上を上げるための新規の企画を考える」となった時は、考えられなくて他社の例とか、ビジネス書の本とかを見て売上を「単価」×「販売数」とかに分解して考えた気になることが多いですよね。

なので、ここはあえて自問自答します。
「そもそもなんで売上を上げたいんだろう?」
「売り上げを上げるって、どういうことだろう?」
「顧客が価値を見出すには、どうすればいいんだろう?」
「顧客の課題って、なんだろう?」

こういった問いに答えていくと、自分なりの思考結果が生まれてきますよね。
なので、考えられないときは紙にあえて「問い」を作っていくといいと思います。

■なんで自問自答できないのか?

僕は思考力は人によって違わないと思っていて、新卒とかで考えてないと言われたら、それは興味がない考え方がわからないんだ、と思います。

だって、問いが生まれないってことは、どうでもいいんですよね(笑)
そもそも仕組みや構造がまるで分からない場合も、問いが生まれづらいですが、興味があればそれを知ろうとして問いを作ります。

なので、そもそものモチベーションの問題ともいえると思います。

■自問自答すれば考えたことになるのか?

んじゃ、「考える」と言われたら自問自答すればいいんだ!
と思ってそれだけをしていても、おそらくだめです。

「自分のアタマで考えろ!」と言われているときは、おそらく良い思考結果を求められていますよね。なのでひとまず考えた結果では満足はされないと思います。

そこで、論理的に考えると下記の2つが重要です。
・問いの質を上げる
・回答の質を上げる

どれだけクリティカルな問いを生み出せて(仕事なら目的に達成するための問い)、回答の質が高ければ良い思考になると思います。

■問いの質を高めるには?

問いの質を高めるのは簡単ではないです。
教養や一般的な知識や、事例などをたくさん知っておくことが必要だと思います。

あとは、目的を意識することがまずは重要です。
目的と関係のない問いをしても、本質的でないことが多いからです。

■回答の質を高めるには?

回答の質も、たくさん事例を知っていたりする方が有利と思います。そして、たくさんアイデアを出すことです。

大量のインプットと大量のアウトプットで、とにかくアイデアを出せばその中にいい回答も出てくるかと思います。

■回答の質をさらに高めるには?

回答の質を高めるのは、情報を集める方法もありますが、ひとまず仮の答えを作って(仮説)、検証をしてみるのもおすすめです。

答えを求めすぎてもわからないことが多いので、仮説を作って、どうすればその答えが正しいのか?とまた問いを作って考える方法があります。

■回答が出ないときは?

回答が中々出せないときは、問いが大きすぎるのかもしれません。
問いを分解してみましょう。

「どうすれば世界平和を実現できるのか?」という問いは
平和を経済面・社会面・交流面とかでいろいろ分けてみると答えやすいかも。

おわりに

このスキルは社会人としての「ソフトウェア」となる部分です。
常日頃から、意識するのが大事だと思います。
みなさんも忙しくなると、
「親(や専門家)がそう言っていたから」
「なんとなくそう思うから」
など、自問自答・仮説検証せずに、なんとなく行動に移してしまいがちです。

おすすめなのは、「どうすればいいですか?」と聞くことが許されないような環境に身をおいてみることです。
きっと「どうすればいいと思うの?」と聞かれて考えざる得なくなるので(笑)

その名の通り、「自分のアタマで考える」ことのヒントを与えてくれる本を紹介します。

日本の教育ではこの部分が欠けていると思いますし、そういうことを言う人もいるので、
是非読んでみてください。自分で選択することが現代社会では大切みたいですよ。

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