人生の断捨離
50歳を目前に、人生の断捨離をはじめた。まずは物を捨てるところからやろうと決めた。
今まで物を買う事だけが楽しみだった。食費を削ってでも、好きな洋服やジュエリー、インテリアや化粧品などブランド品を買いまくっていた。休みはほぼショッピングに時間を費やした。好きなものを買う事が生き甲斐で、ストレス発散でもあった。
ところが40歳を超えたあたりから、物に対する情熱が冷めた。それもそのはずだ。体系は崩れて洋服が似合わなくなり、肌がくすみ化粧をしてもパッとしなくなった。肌にハリがなくなり大好きだったジュエリーも似合わなくなった。
そんな時、仕事のストレスで精神が病み、今まで自分が好きで集めていた物が、ふとただのガラクタにしか見えなくなった。自分が死んだら、これを誰が片付けるんだろう。残された者にとったら、ゴミでしかない。そう思い、物を手放す決心をした。
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