![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119971899/rectangle_large_type_2_5ec8da6d3b3fa16fc723a6fc62b30cc5.jpg?width=800)
ブックオフ購入録 Vol.10 -231026-
MBOP(ミッドナイトブックオフオンラインパトロール)第三弾。
「ストレスはブックオフで発散しろ」という親の遺言を守って再び。この深夜に勤しむ110円CD漁りも三回目を数え、いよいよ楽しみ方が分かってきた。
とにかくタイトルにピンと来たら手当たり次第にカートに入れて、購入時にDiscogsでざっくりジャンルとレーベルだけチェックしたら、改めていらないものを削除×2。それ以上詳しい音の詮索はしない。最低限の情報だけで作品の到着を待ち、ブックレット片手に楽曲を楽しむ。
![](https://assets.st-note.com/img/1698333062593-CXDvHXKlTO.jpg?width=800)
イギリスのポップデュオが1991年にリリースした唯一のアルバム。キャッチーなエレポップに、真正面から丁寧に歌い上げる楽曲が並ぶ。'May This Be Your Last Sorrow'という曲だけ、急にPORTISHEADを彷彿とさせるトリップホップでとてもカッコいい。
![](https://assets.st-note.com/img/1698333152291-wXAk27OY8S.jpg)
ドイツ産メタルバンドの2001年作1stアルバム。3rd以降のTheatre of Tragedyのようなデスヴォイス無しの男女混声ゴシックメタル。聴きやすいがもう少し鉄分が欲しかった。
![](https://assets.st-note.com/img/1698333315284-6njRj5IdRS.jpg?width=800)
イギリスのエレクトリックデュオによる1997年作4thアルバム。ジャケットの雰囲気から聴いてみるまでハウスかジャングルビートかと思っていたら、すごくな大好きなタッチのドラムンベース。これは愛聴しそう。
![](https://assets.st-note.com/img/1698333330879-yEWeS5caGB.png)
これまたイギリスのエレクトリックデュオによる1997年作1stアルバム。こちらは根明全開なビッグビート。ロック色も強く、聞き応えがある。やはり1997年には神がかった作品が多い。
![](https://assets.st-note.com/img/1698333440614-9fREhC0Gqr.jpg?width=800)
またまたイギリスのブレイクビーツデュオによる1997年リリースの唯一作。こちらはダウンテンポ/トリップホップで脳が溶ける。ダブ味のある楽曲が特に心地よい。これもやはり1997年作ということで、1997年ダンスミュージック豊作説は確信に変わる。
![](https://assets.st-note.com/img/1698333476515-e4tfMQ2hMg.jpg)
アメリカはLA出身のグランジバンドによる1993年作デビューアルバム。当時のブームに肖って、数多生まれたであろうバンドの一つだと思うが、若干シューゲイズのエッセンスも感じられて、差別化を図ろうという意思は感じられる。
![](https://assets.st-note.com/img/1698333534293-nJv41n9qN7.jpg?width=800)
アメリカ産ポップパンクバンド1995年作。Discogsを見た限り、この一枚だけ残して解散した非常に短命なバンドのようだが、耳に残るメロディとコーラスワークがとても良い。スカもあれば哀愁メロもあり、メロコアブーム最初期の隠れた名盤(かも)
![](https://assets.st-note.com/img/1698333569820-jpNp0Vxk1Z.jpg)
アメリカ産パワーポップバンドによる1996年作。歌い出しからすごくオアシスしていて、あぁ、オアシス好きなんだろうなぁと微笑ましい。しっかりロックしているが録音の妙か耳に優しい。
![](https://assets.st-note.com/img/1698335268073-CZV5Epvxdg.jpg)
アメリカ産オルタナロックバンドによる1996年作。SUB POPからリリースというのと、パッケージのビジュアルから少しゴステイストもあるかと思ったが、音は割と普通のロックだった。
![](https://assets.st-note.com/img/1698335278902-MZIUr3WIiI.jpg)
アメリカ産オルタナロックバンドによる1995年作。決して派手な音でもなく、ジャンルを飛び越えたクロスオーバー感や、オリジナリティがあるわけでもないのに、優等生で聞き応えのある楽曲が印象的。
![](https://assets.st-note.com/img/1698335289823-PPwFZGfMbU.jpg?width=800)
カナダ産オルタナロックデュオによる1994年作。ローファイなインディーロックの良さを凝縮したような小作品が詰まったアルバム。演奏も歌声もへろってるのに心地よい。
![](https://assets.st-note.com/img/1698335300516-DIZ4tWEejE.jpg?width=800)
スウェーデンの女性SSWによる1991年作。当時はスウェーデンのBjorkとも呼ばれたらしいが、その要素が感じられるのはシンセ音ベースの1曲目のみであとは、もう少しジャズR&Bのようなお洒落で繊細な曲が続く。キーが高い歌声なのでSigur Rosのヨンシーぽい印象も受けた。
![](https://assets.st-note.com/img/1698335357581-IvoJg1DO2w.jpg?width=800)
アメリカのSSWによる2002年作1stアルバム。全編にわたるアコースティックギターの旋律が心地よい。歌声もウィスパー手前の優しいトーンで、とてもリラックスできる楽曲が続く。焚き木が合いそう。
ネジが外れてカートに突っ込みまくったおかげで13枚。流石にこの購入録にアップするだけでも小一時間吹き飛ぶので、次回から少し自重しようと思う。にしても、今回も面白い音楽にたくさん出会えた。
ありがとう、ブックオフ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?