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Bellator 272 堀口恭司VSセルジオ・ペティスを観て放心状態に陥る。

先日、Bellator 272 堀口恭司VSセルジオ・ペティス戦が行われた。結果は4R 3分24秒バックハンドブローでセルジオ・ペティスのKO勝ちとなった。
リアルタイムで観戦していた僕は「マジか!」と言ったのちに放心状態、その後も何度「マジか、、、」と言ったか覚えていない。
それくらいショックだった。その後YouTubeやSNSで色んな人の反応を見て、ほんと沢山の人が同じような状況だったことに、この結果の衝撃の大きさを実感した。

https://www.youtube.com/watch?v=mWoeG7ohu3Q

その中でも同じ格闘家の佐々木憂流迦の実況動画はほんとリアルだった。
この動画の1時間47分からの動画がそれを象徴している。もう日本中の格闘技ファンは同じ状況だったに違いない。

衝撃すぎて一日経っても虚無感的な波が押し寄せている。

しかし堀口恭司の凄いところはタンカで運ばれている時にガッツポーズをしていたところで、僕らが放心状態の中でも「次やったるで!」みたいな感じでクヨクヨしていないところで、すでに先を見ているところだなと思い、もう堀口恭司は完全に僕らのスターだと再認識した。

僕はただの格闘技ファンで、経験もないわけだけど、一応この試合を分析してみた。
リアルタイムで観戦していて3ラウンドまでは完全に堀口はセルジオ・ペティスを圧倒していた。ちょっと距離が近いという人もいたけど、それでも圧倒的に試合をコントロールしていた。

セルジオ・ペティスはガードを固めてそれに対してコンディションの良さそうな堀口は様々なテクニックで攻めていた。ただ固いガードでカーフキック以外はKOに近づくような攻撃はなかったと思う。でも次々と攻撃を出していた。それを見ながら少し怖く感じたのは、あまりにも堀口の動きが良すぎて、体が勝手に動き始めているようにも思った。
表現しにくいけど軽快すぎるというか、、、、
こういう時って、考えることよりも体が本能的に先に動けて凄いんだけど、突発的な動きがきた時にくらってしまうことがあるように思う。
格闘技の試合って調子が良くて圧倒していた人が一発に沈むってこういう時なんじゃないかと思った。
もちろんセルジオ・ペティスはああいう練習もしていただろうし、そういう時の為にも動けるように練習していた結果で、これが格闘技の醍醐味でもあると思う。

調子良すぎると冷静さを少し落ちるんじゃないか?そう思ったりする。

まあ結果は残念で今でも虚無感があるけど、これからの堀口恭司がほんと楽しみになった。

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