【長編官能小説】離れたくないの…卒業式前日に「初めて」を捧げ合う僕たち
第一章・卒業できない僕たち
僕と、彼女の河野理沙は同じ高校の三年生。入学して間もなく、一年生の時から付き合い始めた。高校生の恋愛なんて長続きする方が珍しいので、僕らの関係も希少な部類に入る。
僕はサッカー部に所属しており、彼女は部活のマネージャーだ。お互いに入部した当初から惹かれ始め、僕の方から告白して付き合い始めた。
最もラブラブだったのは高校二年生の時で、春にはキスをして、夏休みにはBまで進んだ。だからこのままの流れで、僕は理沙に童貞を捧げることになるんだろうな