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【1,000円でずっと読み放題】長編官能小説集

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長編官能小説集です。どれもボリュームがあり読み応え十分、作品数もどんどん増やしています。 全く同じ作品を、電子書籍書店でも一冊300~500円で販売していますが、こちらのnote… もっと読む
長編官能小説集です。どれもボリュームがあり読み応え十分、作品数もどんどん増やしています。 全く同じ… もっと詳しく
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記事一覧

【長編官能小説】愛されたい…淋しげな下級生は片想いの僕の想いを受け入れた

 高校に入学してはや二年以上が過ぎた。二年生まではだらだら過ごしていたのに、三年生になった途端に受験や進学の話題ばかりで、少しうんざりしている。もっとも、そんなに学園生活を満喫するような楽しい過ごし方をしていたわけではない。だから、受験や進学の話に身が入らないというよりも、単に勉強が嫌なだけだ。 「司、期末テストの点数どうだった?」  昼休みに、友人の神田が声をかけてきた。ちょうど、前の授業でテストの答案が返ってきたところだ。 「まあ、普通かな……」  答案を見せると、神田は

【長編官能小説】離れたくないの…卒業式前日に「初めて」を捧げ合う僕たち

第一章・卒業できない僕たち  僕と、彼女の河野理沙は同じ高校の三年生。入学して間もなく、一年生の時から付き合い始めた。高校生の恋愛なんて長続きする方が珍しいので、僕らの関係も希少な部類に入る。  僕はサッカー部に所属しており、彼女は部活のマネージャーだ。お互いに入部した当初から惹かれ始め、僕の方から告白して付き合い始めた。  最もラブラブだったのは高校二年生の時で、春にはキスをして、夏休みにはBまで進んだ。だからこのままの流れで、僕は理沙に童貞を捧げることになるんだろうな

【長編官能小説】彼女はセックスレス!グラビアアイドル顔負けの人妻と何度も求め合うドロドロエッチ

 ロシアがウクライナに攻め込んでだいぶ月日が経った頃のことだ。 「中国に朝鮮半島にロシアと、大陸の方の考え方ってのはよく分からないね。こっちは島国で海洋国家だからかな」  俺の彼女は、ベッドの上で下着一枚の姿のまま、朝刊を広げながらそんな風に話した。ちょうど、朝起きたばかりのベッドで一戦交えて、お互いにスッキリしたところだった。 「憂鬱な世界情勢を見てると、無力感を感じるだけだな。ただ憂鬱が上書きされるだけで嫌になるよ。俺たちにできるのは募金ぐらいじゃね?」  ベッドで素っ裸

【長編官能小説】二人きりでヒミツの遊びを

   1  俺の腰使いで、幼なじみの楓ちゃんは悲鳴のような歓喜の声をあげた。 「ああっ、あううっ……いくっ、いっちゃうよぉッ」  そしてほとんど間を置かずに、彼女の小さな体はピクピクと絶頂に達した。正常位で仰向けになっている彼女は、両手でシーツを強く握りしめていた。  楓ちゃん……。来年はもう高校生だというのに、まるで小学生のように控えめな体格。発育もまだ控えめだ。俺の唾液でぬらぬらと光っている乳房も、申し訳程度の膨らみしかない。股間の毛も申し訳程度だ。  だが、年を取るこ

【長編官能小説】ふたりの女子先輩も、同級生のあの娘も僕のもの ~告白されて、襲われて~

 第一部 童貞喪失 ~女の子三人に襲われて…~ 第一章 木〇沙織と畠〇愛理そっくりの先輩二人に教わるキスと前戯! 紀〇梨花そっくりの同級生(処女)は拙いフェラチオで僕の精子を飲み干す! 最初に断っておくと、これは全部、実話である。僕が童貞を失い、そして三人の恋人を手に入れた、衝撃的かつハッピーな夜の顛末だ。  ラブホの部屋に備え付けてあるカラオケで、僕の順番が回ってきた。マイクを手に取った。  カラオケは好きなので、いい気分だ。  だが、酒に酔って歌うのは初めてである。な

【長編官能小説】ドキドキ!仲良しの三人でエッチな撮影パーティー!

 思えば、京子さんがああ言ってきた時から、もう「計画」は進行していたのだろう。  美術室でカンバスに絵筆を走らせていた僕に、京子先輩は小さな声で話しかけてきた。他の人には聞こえない声、それに話していることも気づかれない角度である。 「啓くん。今度のプチ旅行なんだけど、なんかホテルがどこも満杯みたいなんだよね~」 「えっそうなんですか。泊まれるホテルないんですか?」  尋ねる僕に、彼女は答えた。 「ないわけじゃないけど、そのホテルはもうシングルとツインしかないらしくてさ」  言

【長編官能小説】彼女はシンママ、欲求不満 誘惑されてむさぼり合うカラダ

   1  シンママという言葉は、もちろんシングルマザーの略称である。  だが、新藤英香(えいか)さんの場合はシングルマザーと同時に「新米ママ」の略称としても十分通じた。  彼女と僕が出会ったのは、僕が大学三年になって間もなくの頃だ。  その頃、僕は学生生活とアパートでの一人暮らしにすっかり慣れ切っていた。友だちや彼女もおらず、何か楽しいことはないかな、刺激はないかな……なんてことを思いながら過ごしていた。 「あ……昨日から引っ越してきました。よろしくお願いします」  彼女

【長編官能小説】放課後のトレーニング・ルームでみんなが憧れる女子先輩を一人占め!

「あっあっ、ダメ、もうダメェ……!」  七海先輩はストレッチ用のマットの上で横向きのまま、手脚を縮めて体を丸くした。  彼女の背後から、僕の舌が背中をツーッと下がっていく。そして彼女のお尻のくぼみをペロペロくすぐる。 「あ……くうーっ」  七海先輩はゾクゾクとしびれが走ったようで、お尻をクネクネさせて声をあげていた。  僕の舌は、彼女の弱いところをよく知っている。  ここは学校内にあるトレーニング・ルームだ。  それぞれの部活動で、毎週決まった曜日に使えることになっている。

【長編官能小説】校舎の屋上で2人きり…告白してきたのはムチムチ美少女の下級生だった!制服脱がせていただきま~す

 春、新入生が入ってきたり、進級に伴うクラス替えがあったりした。そんなバタバタした感じがようやく落ち着いてきた頃のことだ。  僕は高校二年生になった。  この頃の僕のお気に入りの場所は、校舎の屋上だった。時間が空いて気が向いたりすると、よく行くのだった。もともと閉鎖空間は苦手な性格で、校舎内や教室にはあまり長時間いたくないタイプなのだ。  で、その日の放課後も、僕は屋上にいた。  フェンスに寄りかかりながらジュースを飲み、ぼんやりと遠くの山を見つめていた。桜の季節もとっくに終

【長編官能小説】レズっ娘の義妹を僕の言いなりにしちゃう話

   1  美羽(みう)が僕の義理の妹になったのは、母の再婚がきっかけだった。  僕の父親は、僕が小さいころに亡くなった。  それ以来、母は僕のことを女手ひとつで育ててきたのだが、僕が高校生になって、あまり手がかからなくなったと判断したのだろう。その頃から再婚をほのめかすようになり、相手の男性を交えて三人で食事に行ったり、今後のことを話し合ったりするようになった。  相手の男性もバツイチで、その連れ子が美羽だった。  僕が三年生になったあたりで再婚し、僕らはマンションで暮ら

【長編官能小説】幼なじみのあの娘のカラダ

   1  僕が、千絵ちゃんに対して抱いていたのは、あくまでも「淡い恋心」だった。  それも当然といえば当然で、彼女のことをそういう風に想っていたのは小学生の頃だ。  好き、という気持ちは確かにあって、自覚もあり悩んだ。だがしょせんは小学生で、千絵ちゃんのことを好きだからといって一体何が悩ましいのか、自分はどうしたいのか、そんなことは全く分からなかった。  近所に住んでいたので、小学校に行く時はいつも一緒。クラスまで同じだったので教室では普通におしゃべりをする。  恋愛につ

【長編官能小説】天使のマッチングアプリ ~待ち合わせに現れたのは片想いのあの娘~

「あのさ、優花さん」  呼びかけてみると、彼女はちらりと見てきた。 「ええと。なんていうか、困ったね」 「……そうだね」  それだけ答えて頷くと、彼女はまた目をそらす。  今、僕たちは駅の改札の前で立ち尽くしている。  なにをするでもなく、本当にただ立っているだけだ。お互い目を合わせることもできずにいた。  参ったな。まさかこんなことになるとは。  僕は今まで、マッチングアプリを使って、結構な数の女の子と会ってきた。  だから、実際に会うのがどんなタイプの女の子だとしても平気

【長編官能小説】ハッピー・バレンタイン・ドリーム

 真凛ちゃんとのことを、書こうと思う。  僕は高校二年生。どっちかというとインドア派で、休みでも家でゲームをしたり本を読んだりしている方が好きなタイプだ。  二月のバレンタインデーの頃といえば、そろそろ一年後の進学先について考えなければならず、いくらのんびりしていても、やんわりと尻を叩かれ始める時期である。それでもまだ、僕の中に危機感はあまりなく、慌てなくてもなんとかなるだろう……という気持ちだった。  真凛ちゃんは、そんな僕ののんびりした性格が好きだったのかも知れない。彼女

【長編官能小説】下級生の女の子と雨宿りで、二人きりで、シャワールームで…

 天気予報で言っていた通り、大雨と暴風で、街はひどい有様だった。 神様がシャワーをぶちまけているみたいに、外はバーーーーッと雨が降り注いでいる。  街路樹は今にも折れそうにしなっているのもあれば、さっきから葉が全てピンと横を向いたままだったりしている。どれも横殴りの暴風のせいだ。  僕と藤田舞衣(ふじた・まい)ちゃんは、たった今食事を済ませたお店の軒下で雨宿りをしている。この天候ではどうにも身動きが取れず、しばらく二人で立ち尽くして空を見上げていた。 「ごめんね、まさかここま