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いきなりですが、質問です。
この世界を平和にしてくれるのは誰ですか? (Who can save the world?)
 
わたしは、この問いに20年前に出逢いました。そして、そこから自身の社会や世界との向かい方が変わりました。

誰かがやってくれる・・
ではなく、
自分はなにができるか・・・


そこがYes,Andとの出逢いと重なり、『Yes,Andで世界を平和にする』という考え方に至っているのですが、自分自身のYes,Andの鍛錬も重ねながらの20年は、あっという間に感じたり、長い道のりに感じたり。 多くの失敗・失態と多くのチャレンジを重ねながら、多くの気づきと学び、感動を得てきました。


世界とつながるのはそれほど難しくはないが・・

2023年は、世界中のパフォーマンスを生業としている人たち(俳優、セラピスト、芸人、教育者、お医者さんなどなど)でボランタリーに形成されているGPB(Global Play Brigade=グローバルプレイブリゲイド)のディレクターからGPB Japanを立ち上げてくれないか・・と声がかかったことがきっかけでした。
GPBは、国境を越えて人々を結びつけ、遊び、創造し、つながり、成長し、社会変革のための新たな道筋を生み出すことを目指し2020年春から活動を広げているコミュニティです。
すでにAIFA(アプライドインプロファシリテイターアカデミア)を立ち上げ、活動をしているため、GPB Japanというよりも、自身が海外とつながって行いたいことは、以下のふたつであると伝え、私の世界をつなげる活動がはじまりました。
1.GPB One Asia Pacific
2.GPB Educator Salon

つながりを継続するのは忍耐力と寛大さ(そして自身にYes,And)

上記の二つは、わたし自身の使命感のど真ん中でもあったため、かなりの時間と労力を費やしながら、それぞれのコミュニティの土壌を耕す1年となりました。
土壌づくりに必要なことは、互いが信頼しオープンになれる環境づくり
そのために必要なことはたくさんの対話です。健やかなコミュニティのための種として、以下のような軸になるミッションを対話をしながら生み出しました。
毎回、ミーティングの最初は遊び心溢れるチェックインのネタも用意しました。
文化や慣習のちがう人たちと関わり合うことは、忍耐と寛大さを要します。笑
それぞれのお国事情などもあり、4つのSNSで発信しつつ、個別に最適なツールで個別のやりとりを行うなど、あくまでも自身から寄り添っていくスタイルでないと継続はできない・・・を実感。
投げ出したい気持ちとコミットしたことを全うしたい使命感との狭間で自己対話をくりかえす時間を特にイベント期間中は絶え間なくおこなっていました。
うぎゃー!となってくると、いったんリセットの時間。 自身と自身の時間を優先して、心と身体を落ち着かせる。自身にYes,Andできなければ、人に優しくはなれません。

エブリデイがホリディ!?!? 

さて、では、具体的に何をする・・・・??
という対話を重ねることが数週間におよびました。 毎週1時間のZOOMでのミーティングを通して、お互いを知り合うことにつながるコラボレーションイベントを企画する対話が展開される中、日々の生活をホリディにしよう!を提案しているバーバラのアイデアに出逢い、なるべくハードルを感じさせない日常の中でできることの対話をし尽くした中でいきついたのがFood Face Festival (FFF)でした。Food Face Festival では、食べ物や食文化を通じてあなたのストーリーを共有する機会を提供しています。深い対話につながる、お互いの暮らしの背景を食を通して語り合う機会をプレイショップやオンラインライヴを開催し、対話が生まれる環境をつくりました。

キャッチフレーズは、
 こどもの頃に「食べ物で遊んじゃダメ!」と怒られていたみなさん、
 この機会に、食べ物で遊んで、あなたの文化について話しましょう!

プレイフル(遊び心溢れる)な環境を創ることで、オープンな会話が生まれることを促進し、国境を越えた理解につなげることを願い、このようなイベントになりました。 具体的には、フェスティバル中に、食べ物を顔に見立てた写真や動画に簡単な説明をつけてFacebookのグループページに掲載いただくといういたってシンプルな方法です。
期間中にアップいただいたフードフェイスは以下のようになります。

フィードフェイスになっていないものもありますが、狙いは食と食文化の共有。ルールに沿ってないじゃん!!なんて、そんな野暮なことは言いません!
そして、フードフェイスになっていないものは、後で加工するという方法もありなのです。笑
下の段の真ん中の二枚は、わたしが大阪に出張中に開催した子育てママたちとのYes,Andを学ぶ場からの風景です。ランチを挟んでのプレイショップだったため、各ママたちがご準備くださった素敵な食材で各自が思い思いのフードフェイスを創りました。

アジアパシフィック諸国から素敵なファシリテーション

イベント開催中は、オーストラリア、フィリピン、日本、ニュージーランド、インドからのファシリテーターが『食』にまつわる初出しプレイショップも提供しました。

オーストラリア在住のイヴェットとフィリピン在住のトトによる8歳児になって遊ぶ
プレイショップ。 最後は、8歳児の自分に対して、いまの自分からメッセージという温かな時間
まみこさんと私は、陰陽五行と身体と心と食のつながりをFacebook LIVEでお届けしました
最終的に、鍋はいまの季節にぴったりの食の在り方と情報提供しながら気づくという時間でした
ニュージーランドからは、二コラが笑いが絶えない1時間をお届けくださいました。
アメリカ・ニューヨークからは、サンクスギビングディについて、マリアン、ジェフ、バーバラが対談形式でビデオレターを送ってきてくださいました。
そして、インドから世界中の人が満足に食べれる社会づくりに関しての
対話形式のプレイショップを開催頂きました。

自分になにができるのか

7月についで、2回目のGPB One Asia Pacificとしてのイベントの開催でしたが、開催期間を長くしたことや、それぞれがより多忙を極めて、途中何度も「なにをやっているのかなぁ・・」と自己対話することも多かったですが、終わってみるとやはり温かい気持ちになっています。
クロージングライブでは、同志たちの顔をみながら、胸が熱くなり、15分のはずがついついその倍くらいの時間になってしまいました・・
世界中で紛争、爆撃、貧困、犯罪、、 なにから手を差し伸べることが可能なのか・・ 
そんなことを考え出すと、課題が大きすぎて立ち止まりそうになりますが、自身ができることをコツコツとやっていくしかないんですよね。

誰かがやってくれる・・
ではなく、
自分はなにができるか・・・

ちいさいことでも、諦めずに自分を信じて、コツコツと。

最後に最後にクイズです! さて、、、このピザの中にスマイルフェイスが隠れています。
どこでしょうか?(フィリピンのTOTOからの出題、誰もイベント期間中みつけることができませんでした)

英語版も書いてあります。
こちらからご覧ください。

社会のひとりひとりが自分らしくを楽しめる文化にしたいと一言でまとめきれないくらいのいろんな活動をしてます。 感謝と愛に溢れた社会づくり・人づくりにすこしでも貢献できたら、と、学びを楽しみに変える教育の改革活動をしています。 サポートいただけたら勇気になります!ありがとうございます