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八宮めぐるさんの語彙について

ある日のこと、灯織のサポートを読んでいると…

ん?

めぐる?

え、オタク?



八宮めぐるさんの語彙ってたまにインターネットが滲んでない!?!?


ということで、今回は八宮めぐるの語彙について改めて考えていこう

シャニマスで特殊な語彙といえば、ゲーム内でも度々言及のある武士、園田智代子が筆頭候補として挙げられる。


これは彼女の謙虚さと思いやりが、豊富なボキャブラリーからシュールさを保って出力された愛の形であり、何よりも彼女の魅力であることに疑いようはない。

これと同じように、八宮めぐるのちょっと変わった語彙にも、彼女なりのコミュニケーション的戦略や思いやりを含んだ愛の形であることは先に明記しておく。

つまり私はめぐるの紡ぐ言葉が大好きだ

めぐる語彙①2回繰り返す

2人いる?

これは結構分かりやすく、かわいい特徴

「でもでも」や「もっともっと」、「でしょでしょ!」などの接続詞、副詞で頻出する。

この入って入っては違う気がする

めぐるが赤ちゃんのように思えるのも、おそらくこの繰り返す癖が原因の一つとして考えられる。

とはいえ"魂"が赤ちゃんすぎる

いつかオモコロの永田さんみたいに塩辛いもの食べたら「しょっぱしょっぱ」とか言い出すんだろうか

めぐる語彙②司会進行癖

これが結構中核を担う特徴になる。

特にイルミネで会話している時に起きるもので、まるで何かの司会進行をしているかのような言い回しをかなりの頻度で多用する。

言ってしまうとYouTuberっぽい言葉、会話の展開になることが結構ある。
ただの会話をコンテンツに引き上げ、少しワクワクさせてくれる要素だ。

彼女は多分自分の名前が大好き

めぐるは複数人での会話において、全方向に矢印を向けたメッセージを送っている。
全員への矢印を向け、なおかつ自分の言葉で完結させる言葉選びこそ、この司会進行癖である。
会話をする上で、相手からの返答に依存せず「その場の楽しさ」を一定品質に保つことが可能な手段として、この話し方は汎用性が高い。

つまり、彼女は自分のために会話をするのではなく、他人に楽しんでもらうために会話をしており、「他人が満たされる」ことに幸せを感じるということだ。

この話し方の本質は、彼女が対人関係において生粋のギバー(与える人)であることに由来すると私は考える。
アメリカの心理学者アダム・グラントは、対人関係における人間の姿勢をギバー、テイカー、マッチャーの3タイプに分類した。
そのうちギバーとは、他者の利益を優先させ、自らの利益を顧みないタイプを指すものだ。

デリカシーの無さとコミュ力を履き違えたDとの会話においても…
困るに決まってんだろ

何かを話そう、沈黙になっちゃダメだ。という意識のもと、少し無理をしてでも"場の楽しさ"を維持しようとする様子が見られる。

彼女が発揮するコミュ力とは、無意識的に他者に踏み込んでいく性質のものではなく、相手を思いやり、楽しんでもらいたいというパーティホスト気質なものであるというのがここから伝わってくる。

ちょこっとめぐる自身の話

本能的に人との繋がりを求める彼女は、もはや「他人と手を繋ぐために他人と手を繋いでいる」と呼べるかもしれない。

それは彼女自身が誰よりも"繋いだ手の暖かさ"を知っていて、孤独の冷たさを恐れているからだ。
イルミネーションスターズに出会い、真乃と灯織、プロデューサーに出会えためぐるは、ある日の学園祭で救われることができた。

ただ、めぐるは「自分が救われたから良い」と思う人間ではない。
遍く人々にこの暖かさを届けてあげたい。孤独の冷たさから解放してあげたい。

そう思い続けるからこそ、彼女はイルミネーションスターズとして今も歌い続け、目の前の人と会話をするときは「楽しんでほしい」を第一に考えている。

なんて良い子なんだ…


めぐる語彙③インターネット単語


もう正直これが書きたかった


めぐるはたまに「その言葉インターネットに触れてないと出なくない!?」と思うような単語を発する。

「行けたら行く、は行かないやつ」みたいなお決まり概念をちゃんと知ってるというか、イルミネ以外から持ち込んだ単語や概念を披露することが多い。

真乃と灯織が知らなさすぎるのかも

これなんでなんだろう!?

単純に面白いものが好きで、【boketeの爆笑回答まとめ】とかまとめサイトで見てたりするんだろうか?

カニの写真にウニって書いてある矛盾画像とか好きそうだよね!!

めぐるが言ってそうな語彙(2022〜23年)
・これはもう、食べる前からわかるやつ…!
・クセが凄い
・(食べ物を食べて)優勝していく
・誤字った
・腹筋崩壊
・お分かりいただけただろうか
・わかりみが深い

この"最強"の使い方とか!



と色々好き放題書いたが、自分なりに理由を考えてみた。

めぐるの語彙の秘密、それは…

めぐるはツイスタのオタクをしっかり見ている

これに尽きる

彼女は本質的に陽気な質であり、他者との繋がりを常に求めている。
その性質と、アイドルのファンが使用する語彙の掛け合わせで、「ファンの語彙を使うアイドル」が自然に誕生したと考えられる。

たまゆらフレーミングに真相がある

【たまゆらフレーミング】八宮めぐる

この話題については上記のカードに言及があり、彼女なりのSNS運用について様子を伺うことができる。

世界一かわいいツイ廃

このカード内では、全てのコミュでツイスタ投稿をしており、その中で「めぐるの投稿に寄せられるファンのコメント」も登場する上、めぐるもよく返信している。

少し見てみよう

シャニPのツイスタ運用もちょっと面白い

いやお前らの影響じゃん絶対!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

特に二個目のコメント、良い塩梅にめぐるが言いそうすぎる。

コミュ内でめぐるはファンのコメントに返信したり、知らない言葉はすぐに調べたりと、コミュニケーション意欲が非常に高い。
やはりこういったオタクのコメントに対しても、正面から向き合って理解することを重ねてきており、その学習履歴が彼女の語彙に残っていると思われる。

めぐるにとってツイスタ投稿は「遠く離れたファンへ届ける愛」であり、毎日更新を心がける彼女は人類愛に溢れた女神のような存在なのかもしれない。
ありがとう…ありがとう…

かなり意識的にツイスタでブランディングをしている園田智代子と、結果的に似た感じになるのは面白いものがある。

智代子GRADより各自抜粋
いやスゴすぎ


結論

めぐるの話し言葉は「相手に楽しんでもらいたい」という願いから紡がれる愛の結晶であり、めぐるの語彙は、度重なるファンとの交流が生み出した副産物である。

人の語彙には歴史があり、その歴史には思想がある。
その些細な差が感じ取れるシャニマス、大好きです。

もしかしたらめぐるSTEPでめちゃくちゃオタク用語を話しまくる友達が出てくるかもしれない

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