今作ってるサービス

質問箱を作ったせせりさんはプラットフォーム型のWebサービスを作るのはやめた方がいいとおっしゃっていたけれど懲りずにプラットフォーム型のサービスを作っている。

3年前に作った「ガチャつく」は、需要調査もCPFもPMFも何も知らずに作って大失敗したプロダクトで、noteにあふれているwebサービスの失敗パターンの「出したら誰か使ってくれると思って作った」をやってしまった。しかし維持費がfirebaseの月2円なのでずっと動いていて時々使ってくれる人がいるのが些細な生きる喜びだったりする。

はっきり言ってこれで結構心が折れて3年間ほどビジネス書や実用書にハマったり記事を読み漁ったりして典型的な"インプットしてやった気になり行動を起こさない人"になっていました。しかし、起業の9割の失敗はノリでやるから失敗する(意訳)みたいな話がたくさんあるし、ちゃんと準備して始めてみようと思ったんだ。

マネタイズについて結構ちゃんと考えている。大体個人開発みたいなので作るエンジニアはマネタイズにこだわる人は少ないから、ECプラットフォームのように金銭が積極的にかかわるものを作るだけで、生まれては消えるWebサービスの中でも多少はブルーオーシャンなのではないかと思う。

最近いろんな記事を読みながらこちらの記事を3日に一回くらい読んでいる。私が特に興味深いと思ったのは、"便乗戦略"。例にTwitterが挙げられているせいでありふれていると思って見逃しそうになったけど、勝手に他のサイトに依存してユーザーを獲得するというのは大企業はなかなかできない、個人が戦う戦略になるのではないかと思う。

なので、"pixivに便乗した"リクエストへの導線の良いskebみたいなものを作ろうと思う。

これは何より自分が欲しいから情熱がある。良い事業のアイデアは、
1.自分が欲していること
2.自分で作れるもの
3.ほとんどの人が価値に気づいていないもの
であるそうだ。

1,2はもちろんクリアしてる。そして、skebはページを訪れたときに依頼のボタンを押すハードルが高いと思う。そして、絵師側は、有償依頼ページを始めるのにもハードルが高い。もっと簡単に頼めるサービスがあったら自分がうれしいから作りたい。

しかし、お金を出す側にProblemがあるかどうかは検証の必要があるので、CPFを検証しながらすぐにでもピボットする柔軟さを保ちつつ進めていこうと思う。

興味がある人がいたら反応ください。


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