SNS世代のリスク取りにくさ

SNS世代の人たちは、いつでも自分の上位互換となる人が可視化されてしまっているため井の中の蛙になることができない点に苦労がある。

という旨のツイートを見た。よく聞く話だと思う。確かにTwitterを見ていると、才能のある人、すぐに結果を出してしまう人、自分が欲してやまない名声を持っている人が全員のように思える。

しかし、それよりも問題にしたいのは、あらゆる人の失敗談が可視化されてしまうせいで、リスクを取れなくなるということ。失敗談の中には防げる失敗もあって、リスクを最小限に抑えなかったが故の失敗なのにそれが誇張されて拡散されるため、失敗リスク

ネット上の意見を見ているとAの意見にもBの意見にも尤もらしい理由付けがされた賛成意見、反対意見が可視化されていて、情報を摂取すればするほど道がふさがれる感覚になると思う。

これもよく言われることだが、情報をインプットすることも大事だけれど、早い段階で信じるものを決めて、浮気せずにとりあえず信じて行動をしてみてから考えを変えるということが大事だと思う。そして、リスクを最小限に抑えた上での失敗率を予測してリスクを取り、リターンを得る。

一番大事なのは手を止めないこと。手を動かしていればいつか完成する。

逆に言うと、みんながやらない時代だからこそ行動したときのリターンは大きい、と思って手を動かしていきたい。