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「防災とボランティア週間」パネル展

函館市役所本庁舎1階・市民ホールで
「『防災とボランティア週間』パネル展」が開催されました(1/21で終了)。
展示概要等は以下の通り

平成7年1月17日に発生した,阪神・淡路大震災を契機に,災害時におけるボランティア活動や住民の自主的な防災活動についての関心が深まり,改めてその重要性が認識されました。
このように,災害時におけるボランティア活動や自主的な防災活動についての認識を深めるとともに,災害への備えと充実強化を図ることを目的として「防災とボランティアの日(毎年1月17日)」および「防災とボランティア週間(毎年1月15日~1月21日)」が設けられました。
これに合わせて,災害やボランティア活動に関するパネル展を開催します。

展示内容を、筆者目線で写真を中心に紹介します。

非常用簡易トイレ

「マンホールトイレ」ではなく、水道「おすい」マンホールに直接設置するタイプの非常用簡易トイレ。夜は明かりが取れないつくりかな
うむ、トイレの説明図だけ撮って、実物撮ってないね(失敗)

非常用仮設貯水槽

実物を見るって大事ですね。
この貯水設備だと、重機で運ぶことが想定
大規模災害時、輸送路の確保等の問題で指定避難所等に配置されるのは時間がかかるのかなーと思います。

函館市の備蓄食料

「缶詰パン」「アルファ米」「粉ミルク」を展示
説明書きに書いているのは以下の通り。

<非常食コーナー>
 市では災害時に備え、非常食を備蓄しております。
 現在、缶詰パン、アルファ米、および乳児用粉ミルクを備蓄しております。

函館市の備蓄食料は、この3っつだけなのかな?
ちなみに、指定避難所に これらの食料が備蓄されているとは限りませんので、
ご自身のお住まいや職場の近くなどの「指定避難所」には、どのようなものが備蓄されているのか調べてみてください。
食料のほか、備蓄毛布も展示してありました。

石油ストーブと非常用発電機

停電対策用の「対流型石油ストーブ」と「非常用発電機」
説明書きによると、「市内の拠点避難所を中心に配置」とされています。
「拠点避難所」はどこなのか、調べてみますね(宿題です)。

ダンボール組み立てトイレ

避難所等においてトイレ不足が深刻な問題になっていることから、
上下水道が断絶した状態でも使えるトイレとして、(こちらも)「拠点避難所」を中心に備蓄を進めている。とのこと

水道がストップすると、「水洗のトイレ」は使いません。
避難所に指定されている「学校」や「公共施設」などは、ほぼ水洗トイレです。
よって、災害によっては避難所に設置されている「トイレ」は使用できなくなります。
「トイレ」で用を足せなくなると・・・という話は、また別の機会で取り上げたいと思います(深刻です)。
(職場に見本で、この「ダンボール組み立てトイレ」導入しようかな)

災害ボランティア

災害ボランティアセンター(函館市社会福祉協議会)のコーナーにいたマネキンさん
被災に入る際は、自分の身は自分で守りましょうね、そのための装備の紹介です。

函館市内の津波・被害状況

2011年3月・東日本大震災時の津波による函館朝市などの被害状況の写真
函館は津波により浸水する地域があります。
これは「津波ハザードマップ」で確認できます。

 ● 津波ハザードマップ | 函館市(2016年6月1日)
 ● 函館市防災ハザードマップ Web版 | 函館市(2018年4月13日)

津波は、沿岸部だけではなく河川を逆流・反乱して浸水被害が広がる場合がありあす。
お住まいや職場などが、どのような災害に弱いのかを事前に知っておくのも大事です。
函館は東日本大震災時のほか、十勝沖、チリ沖地震の時にも津波による被害が発生しております。

「(函館は)地震の影響により津波は来る」

忘れないでいてください。

こんなセミナーあったのね

「地域の防災を考える」セミナー
あー、事前に知っていたら参加したかったー
ほんと、函館市の防災担当さんと情報交換しとこ

最後にお知らせ!

FMいるか特別番組「防災ラジオ807~避難所ってどんなところ?~」
1月23日(水)13:00~15:00 <生放送>
災害が起きたときに、被災者のよりどころとなるのが「避難所」です。そこは体育館などの広いスペースでたくさんの方が避難生活を送るという、普通の宿泊施設とは全く異なる空間です。この避難所での過ごし方や避難所運営の仕方について、番組を通じて考えます。
<ゲスト出演(予定)>
能登 豪さん(Doはぐマスター認定者・北斗市防災専門官)
函館市市民部 三好 仁子さん、函館市総務部 國見 啓悟さん、八幡町会の皆さん
http://www.fmiruka.co.jp/event_topics/2019/0115-8107/

FMいるかの防災特別番組・第2弾は「避難所ってどんなところ?」
避難所運営ゲーム「Doはぐ」のプレーを通して、避難所運営を趣味レーションしちゃったりもします。
FMいるかの放送のほか、Youtubeチャンネルでも配信予定です。
https://youtu.be/HLDkdPInFwQ

「防災とボランティア週間」パネル展
2019年1月15日(火)~21日(月) 函館市役所 1階 市民ホール
主催:函館市 https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2018122600037/



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