5本目:伝え方(と書くと丁寧だが要は物の言い方)
今はちょっと待ってほしい、の伝え方
色々なタスクを抱えていると、並行して進めることになりますよね。
今日の午前中はタスクAの資料作成に集中して取り組むぞ!と決めていたときに、タスクBで作成した資料の手直しや指摘があって・・・
というときに、あなたは相手になんと言いますか?
「色々ご指摘ありがとうございます。ごめんなさい、午前中にタスクAの作資料作成しなくちゃいけなくて、そちらに集中させてください・・・」
なんかよさげに見えるでしょうか?
私は「集中したいというのはわかるしそこを咎めるつもりはないけど、伝え方については再考してみてほしい」と伝えました。夕方に。
何がよくないの?
私が思うよくない点は以下です。
1.タスクBについてはいつやるのか不明
2.「・・・」で誤魔化している
3.暗に「連絡を遮断」している
1.タスクBいつやるの?
こちらはタスクBの件で話をしているのですが、タスクBについては再開の目途を知らされていないですよね。
午前って書いてるから午後以降ならいいでしょって?
それならそう伝わるように書かないとですよね。
察してくれ、はミスコミュニケーションのもとです。危ないです。
2.「・・・」で誤魔化さない
これ、オフィシャルでない場で、一定の関係性がある方とのコミュニケーションでは非常に使い勝手がいいので、つい使いがちですが
「・・・」に込めた思いを察してね、ということです。
今回で言うと、「タスクAに集中させてください・・・」=「タスクAに集中したいから午前中連絡してこないでね、察してね」です。
これもまた、察してくれ、なのでミスコミュニケーションのもとです。
お客様に対して、「・・・」って基本使わないですよね?
使わずにどう表現して伝えるか、考えることをしましょう。
3.暗に「連絡を遮断」
2.で訳したとおり、「午前中は連絡してこないで」と暗にコミュニケーションを遮断しているのですよね。
人によっては、失礼な人だなという印象を持たれる可能性があります。
じゃあどう伝えるか
私だったら、こういう感じで書きます。
「色々ご指摘ありがとうございます。
午前中にタスクAの作資料作成しなくちゃいけないので、タスクBの内容は午後イチで確認しますね。
チャットはリアルタイムで反応難しいのですが、こちらに気づいたことを書いておいていただけたら午後見ます!」
どうでしょう?
かなり印象違ってきませんか?
タスクBは午後やるよ、ということ
チャットの反応はすぐできないけど、チャットしておいてくれることは拒否してないよ
というニュアンスが出ていると思います。
メールやチャットのテキストコミュニケーションって、意外と雰囲気伝わりますよね。
顔合わせてのコミュニケーションではない分、こうした点に配慮でき、表現できるとコミュニケーションもスムーズになるかと思います。
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