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6本目:作業をお願いするということ

作業をお願いするということは、相手の時間を奪うことである。と考えている。

時間を奪うというと強い表現に聞こえるかもしれないが、そのくらいの意識を持っておいた方がコミュニケーションがスムーズになると思う。

こんなことがあった。

とあるプロジェクトを、Aさんと私でやっている。
そこへ、別の部署のBさんがヘルプで協力してくれることになった。
想定しているヘルプの内容は、数分で終わるものから多くて30分くらいかかるもの。

Aさん「Bさん、この調査お願いします!」

突然AさんがBさんに調査を依頼した。
それは設定を確認してもらったりする必要がありそうで、長ければ2時間くらいかかりそうなものだった。

私「ちょちょちょ!ちょっといきなりすぎない?最初から調査お願いしますって、Bさんの時間があるか確認した?」

Aさん「してないです」

私「そっかー。まずは、いきなり調査お願いって投げるんじゃなくて、「もしご存知だったら教えて欲しいんですけど」って切り出しな?
それで「知らないです」って返ってきたら、「Bさんにこの調査お願いすることってできますか?」と打診してみな?」

私「Bさんの工数があいてるのか、Bさんにお願いしてもいいのかは、Bさんの上司に確認が必要なものだよ。

私とAさんは、同じ上司のもとでこのプロジェクトをやっているから、私には調査や作業投げてもいいけど、Bさんは部署も違うしこちらの作業どのくらい手伝ってもらえるかを調整しないとね」

うーん、そっかー。
日本企業ならではなのか、こういう部署跨いだ工数の話は気にする機会が多かったのだけど、みんなあんまり知らないのかな。

指示系統と合わせて、こういう依頼がきたときの確認と依頼、調整の仕方をまとめようかな。

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