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既にギャップを感じる言葉も...?女子高生・女子大生に聞いた「2021年過ぎ去ったトレンド」をTrend Catch Projectが大特集!

女子大生・女子高生のリアルな価値観やトレンドを発信するマーケティング集団「Trend Catch Project」が、全国の女子高生・女子大生に「2021年過ぎ去ったトレンド」を聞きました。

大人に「今〇〇が流行っているんでしょ?」と言われると少しギャップを感じてしまうようなモノ・コト、言葉について、率直な女子学生たちの意見が集まりました。「女子大生・女子高生トレンドランキング 2021上半期」とも比較しながら、選ばれた理由や背景などを考察していきます。

■ランキング部門一覧(全2部門)

・モノ・コト部門
・言葉部門
※調査結果をご紹介いただく際には、「Trend Catch Project 調べ」と注釈を記載ください。

モノ・コト部門

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流行りが過ぎたと感じるモノ・コトについて尋ねたところ、フードやドリンクが多く挙げられました。

フードでは「マリトッツォ」が最も多い回答となりました。理由としては「1回食べたら満足」、「クリームパンとあまり変わらない」との声がありました。上半期に行った「女子高生・女子大生トレンドランキング 2021上半期」ではフード・ドリンク部門の2位にランクインしていましたが、早くもその人気は下降傾向にあるようです。

ドリンクは様々な種類が挙げられました。一大ブームとなった「タピオカ」は失速気味。「値段が高い」という意見もあり、全盛期よりも価値を見出しにくくなっているようです。

また、タピオカに続いて流行すると期待されていた「バナナジュース」や「チーズティー」についても辛辣な意見が集まりました。

おうち時間でブームとなった「タルゴナコーヒー」は、作るのに手間が掛かることがブーム衰退の要因となっているようです。緊急事態宣言が解除され、おうち時間が減少したことも関係していそうです。

「モノ・コト」では、食べ物や飲み物についての意見が多く集まりました。手軽に試すことができる一方で、移り変わりの激しいジャンルのようです。

言葉部門

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「一時期流行ったけれど今はもう使わない」言葉については、「きゅんです」と「はにゃ?」が多く挙がりました。

「きゅんです」は、「好ましい」ことを表す言葉。指ハートのジェスチャー自体は現在も変わらず使われているものの、言葉は発しないとの声がありました。昨年、TikTokで「ポケットからきゅんです!」という楽曲が流行したり若者の流行語に選ばれたりもしましたが、ブームから時間が経った今あまり使われなくなっているようです。一方で、定番となり安定して使われているので"流行り"ではなくなったとの意見もありました。

「はにゃ?」は、「自分が何かしらの事柄を理解していない状態」を表す言葉です。男子ウケがよくないことや「うざい」と感じることが使用しない理由として挙げられました。あざとさを感じて抵抗感を持つ人もいるようです。

その他に挙げられた「アセアセ」や「〜しか勝たん」の理由としては、「ダサい」や「イタい」といった辛辣な意見も見られました。やや不快感、抵抗のあるワードでもあるようです。

上半期に行ったトレンド調査の言葉部門では、「はにゃ?」は1位に、「~しか勝たん」は5位にランクインしていました。現在も変わらず使用している人もいる一方で、日常使いしづらくなっている人もいるようです。

総評

女子学生が「既にトレンドは過ぎ去った」と感じるモノ・コトは「マリトッツォ」が最多となり、言葉は「きゅんです」と「はにゃ?」が多く挙げられました。

今回挙がったもののほとんどは、2021年上半期のトレンドとして人気を博していました。女子学生のトレンドサイクルはとても早く、目まぐるしく変化していることがよく現れた結果となりました。ただ、「過ぎ去った」という認識にしても名前が挙がっているうちはまだ余韻が残っているとも考えられます。今後もトレンドから目が離せません。

<調査概要>
調査名:「女子高生・女子大生トレンドランキング2021下半期」に関する調査
調査期間:2021年12月2日(木)~ 2021年12月14日(火)
調査方法:インターネット調査・Instagram
調査対象: 女子高生・女子大生
回答件数:合計28件

■過去のランキングはこちら

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女子大生・女子高生マーケティング集団「Trend Catch Project」について

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「Trend Catch Project」は、2018年10月に発足した女子大生・女子高生マーケティング集団です。参加している学生主導で活動を行い、企業様へのマーケティング支援やトレンド発信を目的に、日々活動しています。

現在、関東・関西を中心とした高校生・大学生・短大生・専門学生が約80名ほど所属。今後さらに規模を全国に拡大し、女性のライフステージに合わせたリアルな意見を社会に向けて発信していきます。

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