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【トレキャOBOG訪問 vol.10】「今やりたい」を大切に。ユーグレナ 広報 / 北見 裕介さん

こんにちは!
女性マーケティング集団【Trend Catch Project(トレキャ)グループ】のあつこ、あんじゅです🐈🐾

社会で活躍されている人生の先輩方にOBOG訪問をして、学生に向けて発信する「トレキャOBOG訪問」!👏

第10弾は、ユーグレナで広報を担当されている、北見裕介さんにお話を伺いました!✨

北見 裕介さん プロフィール

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下着メーカー、化粧品メーカー、IT企業を経て、株式会社ユーグレナに入社。情報システム、Web担当、宣伝、EC、広報を経験。
ユーグレナでは、広報マネージャーを担当。広報PRの戦略策定、実施やオウンドメディア施策の企画策定を行なっている。

メーカー企業は「モノづくりが得意な人に出会える環境」

ー 現在の業界、職種で働くことになったきっかけを教えてください。

他業種での仕事を経験して、やはり「メーカー」が好きだということ、また未来を創ることができそうだと思い、現在のユーグレナへの入社を決意しました。

ー メーカー就職を視野に入れている学生も多いと思うのですが、北見さんにとってメーカー企業とはどのような存在ですか?

メーカーは、モノづくりが得意な人が多くいる環境だと思っています。

プロダクト(商品)を開発するにあたり、「プロダクアウト」「マーケットイン」という二つの考え方があります。プロダクトアウトは、会社の方針や作りたいもの、作れるものを基準に商品開発を行うこと。一方でマーケットインは、顧客の意見・ニーズを汲みとって製品開発を行うことを意味します。

プロダクインな商品、つまり「こういうモノが出来るから、きっと役に立ちそうだから」という思いで出来上がっているものって、魅力的だと思うんです。マーケットインに魅せることはできても、‟思いがあふれて(商品が)出来ちゃった” 経験が自分にはないので、そのように言える人に憧れています。そのような人に出会える環境が、メーカー企業にはあると思いますね。

オンラインとリアルの融合で、商品価値を届けたい

ー 北見さんが働くうえで、大切にされていることを教えてください。

大きく分けて二つあります。

①相手を思いやった文脈づくり

自分が伝えたいことをただ話すだけでは、相手にはそのほとんどが伝わっていません。相手が何を求めているかに合わせて、自分の伝えたいことを言葉にすることが大切です。

例えば、知らない人にいきなり、「好き」という気持ちをラブレターで伝えても、自分の気持ちを一方的に渡しているだけで相手には伝わらない。相手の好みに合わせてラブレターを作ったり、他の人より目立つラブレターを作るといった風に、相手にOKと言ってもらえるにはどうしたらいいのかを考えることが大事なんです。

これは、日々の仕事の中でも感じていますね。

②真剣に、真面目に。だけど楽しそうに仕事をすること

明るく楽しく、前向きに仕事に取り組むというのが今の会社の行動指針にもあるのですが、入社前からずっと大切にしていることです。真剣に、まじめに。けれども楽しそうに仕事をするということをできたらいいなと思い、日々仕事に励んでいます。

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ー これまでの仕事から、オンラインとリアルを連動した施策が北見さんの強みだと感じました。どのような考え方が背景にあるのでしょうか?

Webでの発信は、多くの人にどれくらい届いたかを知るのにはとても便利です。しかし、「手ざわり」「肌ざわり」「味覚」の印象は、オンラインで100%お伝えすることは難しい。これが、リアルなイベントを開催する際のセールスポイントだったりもするのですが…。

Webの価値が「多くの人に届くこと」。オフラインの価値が「体験を通して感動を生むことができる点」であるとすれば、オンラインとリアルの融合で、商品価値やブランド価値をより効果的に伝えられるのではないかと考えました。

ー ユーグレナでの仕事で、今までの仕事の経験が活かされていると感じることはありますか?

現在は広報を担当しているのですが、実は広報というキャリアは前職からの経験になるんです。それ以前では、ECの事業戦略やブランドプロモーションの企画などを担当していました。

業種や会社が変わったタイミングで担当領域仕事も変化しているので、様々な職種を経験してきました。Eコマースやプロモーション企画など、会社としてやるべき仕事に対して「自分だったらこうするな」という想像が働くので、様々な職種を経験したことは今の仕事にもとても役立っていますね。

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「今やりたい」を大切に。「なぜ楽しいのか?」を考えストックする

ー マーケットが成熟し、新しい商品やサービスが生まれにくくなっている今、いかにして新しい価値を生み出していくのかは企業にとって大きな課題だと思います。
成熟したマーケットで、今後の戦い方も変わってくるのでしょうか?

僕は、「新しさではない軸」が大事なのだと考えています。
例えば、ファッションや音楽のリバイバルブームのような、いわゆるブームの循環もその一つ。

小説という一つのフォーマットは、ガラケー時代にはケータイ小説として流行りました。スマホ時代になった今、再び小説のブームが来るのではないかと考え、実際に小説の企画を実行したのですが…。見事にそれがハマったという経験があります。また、数年前にmixiで流行ったことがTwitterやFacebookで再び流行っていたりもするんです。

いちユーザーとしてコンテンツを楽しみながらも、「なぜ楽しいのだろう」とふと日常の中で考え、それをストックしておくことが大切なのだと思っています。

ー 最後に、この記事を読んでいる学生へメッセージをお願いします!

やりたいと思ったことは、迷わずに今やるべき!
「将来のために何かをしないといけない」と思って行動することももちろん大事だけれど、今「やりたい」と思ったことは、もしかしたら今しかできないことかもしれません。

私自身、将来のために何かをやった経験はほとんどなく、今自分がしたいことをやってきました。そのことに対して今のところ何も後悔はありません。

まとめ

北見さんスクショ

北見さんと一緒に、ユーグレナの「e」!🐈🐾

「多くの人に魅力を届けること」を常に考えている北見さん。全力で仕事を楽しみながら、伝えるべき相手に真剣に向き合っている様子が伝わってきました。

「メーカー就活、広告業界、広報に興味がある」という学生のみなさんにとっても、参考になる点が多かったのではないでしょうか👀✨

北見さん、トレキャOBOG訪問へのご協力、ありがとうございました!🐈🐾

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