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【トレキャOBOG訪問 vol.5】新しい時代の伝え方を創りたい。番組プロデューサー / 清水 俊宏さん

こんにちは!

女性マーケティング集団【Trend Catch Project(トレキャ)グループ】PR担当のゆっか、あがさです🐈🐾

社会で活躍されている人生の先輩方にOBOG訪問をして、学生に向けて発信する「トレキャOBOG訪問」!👏

第五弾は、フジテレビで番組プロデュース、メディア運営をされている、清水俊宏さんにお話を伺いました!✨


▼1分で分かる!トレキャメンバー作成のグラレコ

清水さん グラレコ


トレキャ関西メンバーのやすほが作成。

清水 俊宏さん プロフィール

清水さん 1

清水 俊宏さん
1979年生まれ。一橋大学を卒業し、
2002年フジテレビ入社。報道局に配属され、政治部記者、選挙特番の総合演出、ニュースJAPANプロデューサーなどを担当。
2016年にコンテンツ事業局(現総合事業局)に異動し、テレビコンテンツのデジタル化を推進。ニュースメディア『FNNプライムオンライン』、エンタメメディア『フジテレビュー!!』などを立ち上げて責任者として運営するほか、社外での発信も積極的に行なっている。
現在の所属は「総合事業局 コンテンツ事業センター コンテンツ事業室 副部長 兼 プロデュース事業室デジタルデザイン部 兼 広報局 広報宣伝室 広報宣伝部 兼 ニュース総局 報道局 総合メディアセンター マルチメディア推進部」と、名刺の表記が長いのも特徴。

“弱者の代弁者”になるべく、憧れのテレビ業界へ

ー 学生時代から、テレビ業界を志望されていたということですが、きっかけは何だったのでしょうか?

実は子どもの頃は総理大臣になりたかったんです。高校生になってどうやら現実的にはかなり難しいらしいぞと気づきました(笑)総理大臣になることができないならば、総理大臣に文句を言える立場になろう!と思い、ニュースキャスターならどうかなと(笑)。

それをきっかけに、どうせだったら自ら取材をしてキャスターが読む原稿を作るような仕事をしたいとテレビ業界を志望しました。今振り返ってみると、当時から人の役に立つ仕事がしたかったんだと思います。

ー 「総理大臣に言及する立場」としてニュースキャスターを目指すとは、珍しい動機ですね。就職活動も、テレビ局に絞って選考を受けられていたのですか?

テレビ局にはどうしても行きたかったので、フジテレビを含め何社か選考を受けました。“弱者の代弁者になりたい”という軸は、今もなおブレずに持ち続けています。

ー 強い信念のもと、テレビ業界で働く道を選択されたのですね。
そんな清水さんが、「学生のうちにやっておくべき」と思うことはありますか?

人と話すこと、読書をすること、旅をすること。この3つは、実際にやっておいてよかったと思っています。

旅に関しては、社会人になると時間的な制約もあるので、今のうちに遠方に行っておくことをおすすめします。おすすめの旅先は、その人の好きなものによって個別にチョイスします。お気軽に相談してください!(笑)

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作業は誰にでもできる。誰にも置き換えが利かないのが「仕事」

ー 現在の主な仕事内容を教えてください!

オンラインメディアの運営、デジタル領域に関わる企画・運用、番組のプロデュースなど、テレビに関わるあらゆる分野を担当しています。

ー 幅広くテレビに関わる仕事をされているんですね。仕事をしているなかで、どんな瞬間にやりがいを感じますか?

仕事のやりがいは、常に感じていますね。番組の視聴者やメディアのユーザーが、どのように感じるかを意識して仕事に向き合うようにしています。

「なるほど」「ありがとう!」と言われると嬉しいし、逆に「ふーん。で?」と思われるような発信はしないよう心がけています。自分だからこそ世の中に訴えることができたと思える瞬間にやりがいを感じますね。なかなか難しいですが。

ー 働く上で、清水さんが大切にされていることはありますか?

仕事を作業にしないことです。
働くって、「仕事」と「作業」に分かれると僕は思っています。作業は時間をかければ誰でもできるようになる。一方で、誰にも置き換えが利かないのが「仕事」です。

作業だって大事ですが、それをしただけで「仕事した」と満足してはいけない。また、例えば誰かの資料のコピーをするとか、そういうちょっとしたことでさえ、単なる「作業」にしないよう心がけています。

ー 理想のメディアのあり方について、清水さんご自身はどのように考えていますか?

今、ものすごくパーソナライズ(個人に最適化)が進んでいます。

そんな世の中でメディアがあるべき姿は、視聴者が知りたい情報を提供するだけではなく、潜在的な知りたい情報を掘り起こすお手伝いをする。生活者に寄り添える存在でありたいと考えています。

これまでと違うやり方をして、成功したら100点

ー 今後もテレビ業界のお仕事に携わり続ける予定ですか?

この先ずっとテレビ業界に居続けるかどうかなんて未来は誰にも分からないですが、「生まれ変わってももう一度この仕事をしたい」と思えるくらい入社以来ずっと充実しています。取材やビジネスなどで、こんなにも他業種の方々と関われる仕事はそうそうないですしね。

色々な立ち場の方の考え方や状況を、見たり、聴いたりして、それを伝える新しい世界を作ろうともがくことが楽しいと感じています。

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ー 今後の目標、密かな野望などはありますか?

僕は、自分自身に「新しい時代の伝え方を創る」というミッションを掲げています。固定観念にとらわれない、型にはまらない伝え方があると信じています。

新しい時代の伝え方を創ろうとしているうちに、きっと新たなコンテンツも生まれてくると思うんです。自分がやりたいことを未来の後輩たちが実現できるように、そんな世界を作っていきたいと日々考えています。

ー 最後に、この記事を読んでいる学生に向けてメッセージをお願いします!

大学時代に話を遡ると、テストで0点を取ったことがあるんです、僕。
なぜ0点になったかというと、先生が授業で言ったことをそのまま書いたから。当時は納得できなかったんですが、大人になった今、0点にされた理由がすごくよく分かります。

社会人になると、点数をつけられることはありません。大事なのは、答えを出すことではなく、課題を発見して答えを導き出すこと

僕の好きな言葉があって、

これまでと同じやり方をして、成功したら0点
これまでと違うやり方をして、失敗したら50点
これまでと違うやり方をして、成功したら100点

という考え方。

今、就職活動をしている学生も、就活本に書いていることをそのままやっていては0点にされてしまうかもしれません。ぜひ色々なことにチャレンジして、そこから学んだことをもとに、自分なりの答えを導いてください!

まとめ

清水さん スクショ

最後はみんなで、フジテレビポーズ!

“新しい時代の伝え方” を創るべく、テレビ業界の第一線で活躍されている清水さん。
情報を世の中に発信することに対して真摯に向き合い続ける姿勢が、日々私たち視聴者に新たな発見を与えることに繋がっているんですね。

「テレビ業界、プロデューサー職に興味がある」という学生のみなさんにとっても、参考になる点が多かったのではないでしょうか👀✨

清水さん、トレキャOBOG訪問へのご協力、ありがとうございました!🐈🐾

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