2021/6/1 言い訳
田舎ののんびりとした平和ボケした世界で、漫然と時間を過ごし、無責任な夢物語を妄想してスクスクと生長してきた。
もの作りが好きだった私は小学校の卒業文集に、2つの職業を夢として掲げた。
中学では美術部と運動部の見学に行き、何となく、ある運動部に入部した。
現在漫画家になったある同級生は、最初バスケ部に入り、後に美術部に移って絵の技術を磨いていた。
なぜか私は夢への遠回りを選択し、3年の引退まできっちりとスポーツに取り組んでしまった。
その頃、ようやく高校入試にあたふたし始め、何