スプラトゥーン3は面白いからやれ①
心情
バランスがとかswitchだからとか子供向けだからとかちゃんと本筋議論してないよねもうちょっと冷静になって食わず嫌いは滅んでね(はあと)、という気持ちです
FPS(FirstPerson Shooter)ジャンルについて
世界的にとても人気なジャンル。日本で受け入れられ始めたのは、Call of Duty3かBattle of Field4辺りから一般化し始めて、ApexLegendsやFortniteで華開いたイメージ。歴史的文化的背景に銃は存在しなかったからじゃあないかな(長篠くらい)と個人的には思ったり。僕はMAGというゲームが好きでした。
ほかにもLeft 4 deadというホラージャンルにおいて、ゾンビの概念を覆すきっかけとなったものや、ゲーム史を変えたと言われるportalというものもあります。
なお、以上のゲームに日本で作成されたものはありません。つまり、FPSというガンシューティングジャンルについては日本はとても弱いものです。
視点について
日本においては、一人称視点(FPS視点)はうけが悪く、三人称視点(ThirdPerson Shooting=TPS視点)の方が人気があると言われています。この辺のリアルさは魔剣Xと魔剣爻が証明しているので違うという奴ぁ調べてから来い
ガンシューティング×一人称視点は日本では受けない(受けづらい
ということになります。最近は一人称視点はゲームとして増えており、ガンアクションという点ならメタルギアやバイオハザードと日本産はあっても、伝統的なFPSで日本で人気を博すものはないのではないでしょうか。そのため日本で作られることが少なく、もはや日本ではブルーオーシャン気味になとこにFPSからTPSに変えて殴り込んだのが任天堂でした。
シューターとしてのsplatoon
以上がスプラトゥーンのガンシューティングシミュレーションゲームとしての立ち位置となります。
ここから解像度が高くないとわからない話をしていくと、任天堂がガンシューティングを万人化させた凄さが浮かびます。
①HS(ヘッドショット)の廃止
②銃の水鉄砲化
③Killとdeathに直結しないルール化
④投擲武器含む武具の無限弾薬化
FPSからTPS視点にするだけではなく、銃撃戦を表現するようなリアルな要素を更に緩和し、マイルドな味付けにしています。既存の出来上がった要素をここまで思いっきり無くしたのは、かなり度胸がいったのではないでしょうか。
日本人受けするように設計変更し、マイルドな要素変更をもって、任天堂が売り出したアクションシューターがこのsplatoonというゲームです。目論見は見事にあたり、大ヒットを飛ばしています。
海外でもちゃんと売れているようですが、FPS原理主義にならざるを得ない海外ゲーマーからの否定の声も大きく、販売数が明確な公表をされていないようで、売れ行きの正確な数値は分かりません。
このゲームは決して今から始めても遅くありません。やれる機会があるのなら、ゲーマーなら手を出してみる価値があるゲームだと思っています。