ニンジャ考察ことはじめ

今回のニンジャ考察は番外編として、なんで自分がニンジャスレイヤーの考察なんぞを始めたのかに触れて見たいと思う。

自分が忍殺に触れたのは、確かわらいなく先生の(今は亡き)pixivアカウントだったように思う。元々個人サイトでわらいなく先生の漫画、Keymanが紹介されていて、そこからpixivに飛ぶとブラックドラゴン=サンやラオモト=サンのウキヨエが掲載されていたのだ。
なんか最初はオリキャラだと思ってたのだが、どうやら元は小説らしい、そしてTwitterで連載されてるらしい、となり実際に読んだのはたしかビガーケージズの途中でインフェルノ=サンが自爆して「なんたる愛社精神!」とか言われた時だったと思う。
そこからはあれよあれよとはまっていき、一週間ほどで1部を読みおえて、忍殺用アカウントを作ってドゥームズデイ・デヴァイスで実況に参加した。リアルタイムで挿絵や感想が追加されてく様子に心底痺れた記憶が蘇る。

また、忍殺が単に面白い作品というだけでなく、考察に堪える作品と確信したのは、各エピソードの時系列が明言されていないにも関わらず、wikiには有志による年表が存在しており、また原作者も「注意深く読めば時系列が分かるようにしてある」と明言していたというのが一つある。さらにほんやくチームが今は#njslyrに統合された考察用タグ#njslyr7dを設置し、考察を推奨していたことも要因だった。そのタグで「グランドマスターの装束の色はカバラに対応しているのでは?」という考察されていたのには心底感心した記憶がある。

忍殺とは関係のない話であるが、元々自分はひぐらしのなく頃にやうみねこの考察wikiに出入りする程度には作品考察が好きで、エヴァ謎本を買う程度には作品の裏を読んでこねくり回すのが好きだったのだが、忍殺を読み始めた当時はうみねこの考察が作者によりちゃぶ台返しされた頃であり、その辺に心底辟易していた頃だったのだ。

じゃあなぜ再び(懲りずに)作品考察を始めたのか、言い換えるとなぜボンド&モーゼズ(及びほんやくチーム)がちゃぶ台返しをしないと信頼しているのか、と言うとやはり連載初期にあった原作者インタビューが大きい。
そこでの既存のヒーロー作品に対する冷静な分析及び不満、それを解消すべく作品を作り続けると言う真摯な姿勢を今も続けているからこそ、自分は安心して忍殺をこねくり回して楽しむことができるのだ。


スシッ!スシヲ、クダサイ!