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断片的な100よりも勢いのある80を出力し続ける努力

テストで100点を目指したことはありますか?


勉強が苦手な人でも誰もが得意科目などで1度は目指したことはあるのではないでしょうか?
中には毎回100点満点を取ることが当たり前のような猛者もいたことでしょう。

この記事では「80点を取れる状態を目指すことがベストである」ということを提唱していきたいと思います。

"100点を目指して80点を取ること"

"80点分の準備で100点を取ること"
この2つであれば圧倒的に後者のほうが難しいことだと思います。

少し考え方を変えます。

100点という数字の単位を100%で表します。
実力の80%の出力で100点を取るAさんが居たとします。
Aさんにとっては簡単なことでも
Bさんにとっては難しい
ということがありますよね?

つまり、Aさんにとっての80%が
Bさんにとっては100%もしくはそれ以上という状態です。

これは私個人の推測ですが、Aさんはこのレベルに達するまでに何度も何度も100%の力を出し切って得た経験値によって、限界値を突破した。だから80%の..言い換えれば全力を出さずとも100点を取ることができるようになっていたのです。

「やればできる」(ティモンディ・高岸)という言葉がありますが、
これは彼の母校である学校法人済美学園済美高等学校の校訓であり、
この記事になぞらえて少しだけ変換させていただくとすると
「やれば"できるようになる"」ということなんだと思います。

「やればできる」この言葉を本当にそのまま受け取って何事もできるのであれば誰も苦労はしません。
あくまで可能性の話をしているのであって、当たり前のことですが
「やらなければできません」ゼロの状態です。
0に何を掛けても0のままです。

結局のところ全力で取り組むという姿勢は変わらないのですが、
経験値の少ない事に対して全力で取り組んでおくことで、
限りなく100に近づいていくことができます。

そして80%の出力で自分が求めるタスクを処理できるようになるということは、20%の余力を残しながら次のステップに進むことができるということにもなります。

話を最初に戻します!
この記事のタイトルにもあるように
「80%こそベストな状態」とは
初めから何点を目指すということではなく、
「いつかの自分の100点を更新し続けること」
と解釈していただけるとこの記事を執筆した甲斐があります。

何事も余白(=伸びしろ)を作ることは大事です。

私自身この記事の内容に関して伝えたいことを100%出し切れたかどうかはわかりません。
数年後に自分でこの記事を読み返したときに足りない部分に気付けるようになっていたらいいなと思います。

断片的な100よりも勢いのある80を出力し続ける努力
専門学生時代に知った「ベルヌーイの定理」に基づいて
このような考えを持つようになりました。

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