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■W杯予選VSタイ・韓国
W杯予選の5戦目&6戦目
・グループCの状況
第1節、 最大のライバル・タイとのアウェイに勝利し当確モード
→からの第3・4節(↓参照)、アウェイでシンガポールに取りこぼし&韓国もホームでタイに取りこぼしたため、アドバンテージが消え分からなくなった。
第5節、中国(2位・勝ち点7)ホームでタイ(3位・勝ち点4)との直接対決
勝ち→通過決定
引分け→最終戦次第(中国はアウェイ韓国、タイはホームシンガポールなので、得失点差勝負濃厚)
・代表メンバー
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リーグ首位の上海申花からGK鮑亜雄、MF徐皓陽、DF楊澤翔。他にDF韓鵬飛(天津津門虎)MF黄政宇(山東泰山)が初選出。
U23アジアカップのメンバーからはMF謝文能(山東、3月に選出)とFW拜合拉木·阿卜杜外力(Abduweli Behram深圳新鵬城・初)が選出
最大の懸念は、大エース・武磊(上海上港)が第4節シンガポール戦で警告受け、第5節の天王山で出場停止に。また武磊の相方・張玉寧(北京国安)も直前のリーグ戦で負傷(招集外だったが、注射打って強硬出場)
今年中国復帰し好調維持するブラジル出身のFW阿蘭(アランA Lan/青島西海岸)、同じくブラジル出身でシンガポール戦で活躍したFW費南多(フェルナンジーニョFei Nanduo/山東泰山)リーグ戦8得点と絶好調のFW韋世豪(成都蓉城)あたりが代役と期待される。
また、負傷の張琳芃(上海海港)、代表引退を表明したとされる呉曦(上海申花)が選外。
·試合
6/6 中国1-1タイ 拜合拉木79 Supachok20 @瀋陽
14王大雷©;5朱辰傑、2蒋光太、19劉洋、4王振澳■、6王上源(77分16蒋聖龍)、8高天意(29分23拜合拉木■)7徐皓陽(68分20謝文能)、11韋世豪(68分10謝鵬飛)、17費南多、22阿蘭(77分9張玉寧)
タイ:Patiwat■(79分Saranon);SuphanThongsong、TheerathonBunmathan©、Suphanan、Kritsada、Weerathep、SarachYooyen、Supachok、Suphanat、Jaroensak(79分Santihap)Supachai(64分Peeradon)
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徐皓陽、王振澳が代表デビュー。
兎に角不安定な守備、20分にスパチャイのクロス→コンサドーレ札幌のスパチョークにヘディング決められ失点。
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前半韋世豪の惜しいFKなど好機あったが追いつけず、ただ多くのピンチも追加点を与えずに凌いだ。
後半立ち上がりPK獲得も、費南多が痛恨の失敗。
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イバンコビッチ監督はU23組の謝文能と拜合拉木(共に代表デビュー)また負傷いえてない張玉寧、本職CBの蒋聖龍をFW起用し4トップで猛攻。
すると79分、謝鵬飛のFK→朱辰傑がそらし、拜合拉木が合わせ同点。拜合拉木は初代表&初得点&新疆ウイグル自治区出身者初のA代表での得点を記録した。
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その後も再三好機もピンチもあったが、1-1で終了。
逆転できなかった悔しさはあるが、内容的に負けなかったのが幸いな気もする。
タイは引分けで良しとしたか、後半は保守的に。また同点ゴール直前にタイGKが負傷交代したことも幸いしたか。
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6/11 韓国1-0中国 Lee Kangin61 @ソウル
14王大雷©;5朱辰傑、2蒋光太、19劉洋、21楊澤翔、6王上源(78分3黄政宇)、16蒋聖龍、13徐皓陽(78分22方昊)、20謝文能(68分9張玉寧)17費南多(68分7武磊)23拜合拉木(82分4李磊)
韓国:Cho Hyeon-Woo、Kwon Kyung-Won、Park Seung-Wook(61→Hwang Jae-Won)Kim Jin-Su、Cho Yu-Min、Jung Woo-Young、Lee Jaesung(61→Joo Min-Kyu)Hwang In-beom(90→Park Yong-woo)Lee Kang-In(79→Hong Hyun-seok)Son Heung-Min、Hwang Hee-Chan(90→Bae Jun-Ho)
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出場停止明けの武磊は負傷を抱えベンチスタート。前節活躍した王振澳、阿蘭も負傷で欠場。楊澤翔、黄政宇が代表デビュー。
第5節の結果、アウェイで韓国に引分け以上OR裏のタイVSシンガポールでタイ勝てなければOK。
→ほぼベストの韓国相手によく守ったが、イ・ガンインに決められ順当に韓国に敗れるが、1失点でしのいでタイの結果待ち。
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*最終節なのに、韓国VS中国は日本時間18時~、タイVSシンガポールは同19時半~
結果、タイは3点差以上の勝利or2点差なら4-2以上が求められる。
前半タイ先制→後半シンガポール同点弾→77分、86分にタイが勝ち越しあと1点
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タイ、中国両国にとって長い長いロスタイム7分を凌ぎ、タイ3-1で終了
→結果、中国&タイは勝ち点、得失点差、得点数、全て並んだが、直接対決(1勝1分)で中国が3大会連続の最終予選進出を決めた。あぶねえ・・
内容は褒められたものではないが、アウェイシンガポール戦が致命傷にならずに済んだ。返す返すもアウェイでの直対勝利が響いた。
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勝ち点並んだ場合は当該チーム間の直接対決で決まりにすべきだと思う。
今回もしそうなら、第5節の時点で中国は決まりだったが、それ関係なしに
日本のグループでは、最終的に2位北朝鮮、3位シすリアで決着ついた。シリアはアウェイで最下位ミャンマーに引き分けたのが致命傷だったが、それを勝てば同勝ち点だった。ただシリアは日本戦2試合とも0-5で敗戦し-10、一方北朝鮮は日本アウェイ0-1で健闘したが、ホーム平壌開催を中止し棄権の0-3扱いで済んだ。
もし最終的に得失点差争いになったら、シリアの皆さんは納得するだろうか?真面目に試合するより、棄権した方が得をする。こんなルールはあり得ない
・振り返り&最終予選への展望
なんとか勝ち上がったが、手放しで喜べる状況ではない。
冷静に見れば、シンガポール、タイに引分け止まり。先のアジアカップでは0得点0勝、状態が上回ったとは言えない。
今年就任したイバンコビッチ監督の続投要否。
就任したて&すぐに解約すると思えず、最終予選もまずは彼が指揮することになるだろうが、彼への疑念は解けない。
4-4-2ダイヤモンドへの固執(ウイング多い&ボランチ不足の中国には合わない?)
過度に攻撃的な采配(結果的にシンガポール戦の取りこぼしを招く)
また3月シンガポール戦でミスした張琳芃は以降出番なく、第5節対戦では失点につながるマークミスをした高天意(上海申花)を前半のうちに後退させ、第6節はベンチ外に。自らの采配ミスを、選手に責任を負わせるような対応に批判が集まっている。
一方で、韓国戦の守備構築は見事だったし、この大事な2連戦で延べ6人を代表デビューさせ、若返りは進んでいる。もう少し時間を与えてもという気もする。
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