VSベトナム・ウズベキスタン

10月のAマッチデー、W杯予選前最後の親善試合は
ホーム・大連で

・代表メンバー

9月までは平均30歳のロートル&内容もダメダメだったがアジア大会終了し、24歳以下の若手を招集できるようになり、平均年齢は前回から約2歳下がったた (世界的に24歳はもう若手か怪しいのだが)謝維軍(天津)がA代表初招集。また方昊(北京国安)何宇鵬(大連)叶力江(南通)蒋聖龍(上海申花)も22年E-1選手権出場しているが、同大会はU23主体だったので実質初招集。
*劉殿座・張琳芃が離脱→ GK馬鎮(上海申花)DF魏震(上海海港)が追加招集。だいぶん若くなった

ベトナムは来るW杯予選で2位争いのライバル・タイ対策として恰好の相手だかつ昨年アジア最終予選で屈辱の敗戦(1-3●)そのリベンジ戦でもあった

ちなみにベトナム代表監督は懐かしのトルシエさん
中国でも監督経験あり


・10/10 2-0ベトナム

    王秋明'56 武磊'98


1顔駿凌-2蒋光太-24呉少聡-6王上源-19劉洋(71→4李磊)ー20方昊(61→27何宇鵬)8李可(61→22高天意)ー15呉曦(46→13王秋明)7武磊-10謝鵬飛(46→21戴偉浚)9譚龍(90→28謝維軍)

ベトナムは平均年齢24歳と若いチームながら、スタメンはアジア最終予選のメンバーが多く残る。
元々のスタイルからか、またトルシエ監督の影響もあり、足元の技術やコンビネーションははっきり中国より上。試合通じて支配率は37-63とベトナムにポゼッションを握られた。一方特出したタレントや武器がなく、怖さはあまりなかったが、「プチ日本」みたいなチームだった。

前述の通りベトナムにボールを支配されるし、選手が多く入替ったこともあり、勝ったとはいえうーん・・という感じの試合
しかしMF王秋明(天津)の代表初ゴールは見事なボレー、そしてロスタイムに武磊が追加点を決めたことが大きい。加齢や疲れもあり低調気味だったが、これを機にW杯予選に向けて調子を上げていってほしい


・10/16  1-2ウズベキスタン

韦世豪'41  Shukurov78 Iskandarov86 

1顔駿凌-2蒋光太-3朱辰傑(80→24呉少聡)-6王上源-4李磊(72→19劉洋)ー27何宇鵬(66→14陳蒲)8李可ー13王秋明(46→22高天意)7武磊(72→20方昊)9艾克森(46→29譚龍)11韋世豪 

ホームで先制も、終盤に逆転負け。
とはいえボール支配率39%、シュート本数4-24と終始圧倒され順当な敗戦。
ウズベキスタンはFWショムロドフ(カリアリ)不在も、技術もフィジカルも全てで圧倒された。

・雑感

結果はまあ順当ではあったが、ウズベキスタンに実力負けしたことよりも
若手主体のベトナムにすら押し込まれるほど、技術・戦術面で劣化
ポジティブ要素は、まず勝ったこと。アジア大会組が合流し若返った。

2試合とも中盤が機能せず、手薄なボランチではブランク経て復帰した李可(北京国安)が1席を確保。一方主将呉曦(上海申花)は34歳で衰えが顕著、ベトナム戦で交代した王秋明(天津)はクラブでの好調を持ち込み見事なパフォーマンスだったが、ウズベキスタン戦で負傷し年内絶望。トホホ
3バックで起用された王上源(河南)は本来ボランチなので、彼を起用するか、今回選外だった徐新(上海海港)あたりが李可と組むのかな
GK、DF、FWはまあこんなものか

来るW杯予選、緒戦のVSタイ(アウェイ)が全て
勝てば次ラウンド進出がほぼ確定、負けるとかなり厳しくなる。
第2戦の韓国は正直どうでもいい(負けてもともと、ライバルのタイも韓国から勝ち点とれるとも思えないし)

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