鬼滅の刃、創作BL〜遊郭への訓練〜

※今回、宇髄天元×竈門炭治郎の二次創作BLとなっております。
なるべく、原作の流れやキャラクターの個性を壊さない様に頑張って描いております。
良いね、コメント頂ければ幸いです!創作の意欲が湧きますー!


提灯の色は遊女の紅の色、耳に入る声は背筋を舐められる様にむず痒い。普段、堅い面持ちであろう男達の顔は沼の様に柔らかく歪んでいる。
表通りは夜なのに昼の様な明るい遊郭の世界。
そんな、世界も奥の通りに進めば、暗がりの闇がひしめく戦場となる。

藤ののれんがかかる宿の一室で善逸の賑やかな怒鳴り声と、畳を叩く音が響く。

「そう言う妄想をしてらっしゃるのでしょ」
善逸は私利私欲の為に、吉原に来たのではないかと、疑惑の面持ちで宇髄さんを睨む
「クソガキが!」
宇髄さんは手元にある、束になった茶封筒を投げつけた。
「ギヤーーーーーーあああああ!!!!」
善逸は大袈裟に、顔面で茶封筒を受け止めた。
勢いで大の字で寝転がる。

「これがカラス経由届いた手紙だ。」
そこらに叩き撒かれた茶封筒、宇髄さんの手元の物を合わせると軽く70、、80通はある
猪之助はあん饅を頬張り、話は聞いていない。
「ずいぶん多いですね、かなり長い間潜入されてるのですか?」
「三人いるからな、嫁」

善逸が目を見開き起き上がる。
「さ、ん、に、ん。?」
凄い剣幕で宇髄さんに言い寄る。
「よ、め、、、!さん、、、。てめー!てめ!!!なんで、なんで、嫁、三人もいるんだよ!!!!!ざけんなよ!!!」
!ズーン!!
宇髄さんの拳は見事に溝落ちに的中。
善逸は意識を失った。

「なんか文句あるか?」
これ以上無駄口を叩くなと、にぎり拳が語る。
猪之助も猪の頭を被り食べるのを止めた。

散らばった茶封筒を集め並べ、手紙を眺める。
あれ?これにも、これにも書かれてる。。
「あのー手紙で、来る時は極力目立たぬ様にと、何度も念押しされてるのですが、、、」
「だからそう言ったじゃねーか!」
先程までの賑やかなやりとりが脳裏によぎる。

「具体的どうするのですか?」
「そりゃまー変装よ。不本意だか、地味にな」
淡々とした口調で語る。
「俺の嫁は三人とも優秀な女忍者、くの一だ。花街は鬼が潜む絶好の場所だと俺は思った。俺が客となって行った時、鬼の尻尾は掴めなかった。だから、客よりももっと内側に入って貰った訳だ。。。」
確信を突いたような強い口調で語った。
「すでに怪しい店は3つに絞っているから、そこでお前らは俺の嫁を探して情報を得る。」
宇髄さんは指を3本立てて、しっかりと印象付けてきた。
「時透屋のスマ、荻元屋のマキオ、京極屋のヒナツクだ。」
きっと彼女達が宇髄さんの大切な人達なのだろう。。。
「嫁、もう死んでんじゃね」
猪之助!そんな不謹慎な!!!
「ふん!!!」
善逸の時と同じ光景が繰り返された。

スーッ
襖が開き、身なりの整った男の人が声をかけて来た。
「失礼致します。ご入り用の品をお持ちしました。」

「どうも、、、旦那さん。。。」
善逸と猪之助が重なる様に意識を失い、イライラを隠す様に、仰々しく宇髄さんは旦那さんに礼を言った。

旦那さんは、恐ろしい様な異様な物を見る顔だった。
「気にしないでください。」
宇髄さんも呆れてこれ以上説明したくないと言う様な雰囲気で嗜める。

藤の印が描かれた編み籠を置いて旦那さんは出て行った。
それを開けると、女者の衣服、化粧道具、漆が綺麗に塗られた棒?の様な物、用途がわからない細い短冊が入っていた。

「じゃ服を脱げ、お前を犯す」
「え?」
何を言っているんだ?犯す?俺を?誰が?誰を?

「よいしょ」
軽々と炭治郎を担ぎ、隣の部屋に放り込む。
「えーーー!!!!」
「何でも、言う事聞くって言ったよなぁ。。。」
宇髄さんがスッと近づく、ガッシリした手が、隊服のボタンを一つずつ外していく。
「任務との関係は。。。」
「甘ったれた事言ってるなー!!!これも任務なんだよ!女装だけなら、お前らみたいなガタイのいい奴らが遊郭入ったら、バレるかも知んねーだろ!だったらせめて男娼としても潜り込める様にするんだよ!わかったか!!!!」
「はい!!!」

夜風に乗って、甘い匂いが香る。
月は有るものの、空より地表に近い方が明るい。異様な夜景を横目に、気づけば衣服は剥ぎ取られていた。

この体制は、懐かしい。。。
俺がイタズラをした時に母さんの膝の上にうつ伏せにされ、その後お尻を叩かれる。。。
そんな思い出に浸る訳でもなく。
宇髄さんの手元に藤のあみ籠の中にあった、漆の棒が見えた。口には細い短冊が咥えられていた。

「まず、この棒でお前のケツの穴を広げる。」
「はっ!それは痛いやつでは!」
宇髄さんの口の短冊が粘りを出して糸を引いている。
「これを使う、これは"いちぶのり"と言って、江戸初期から使われてる潤滑剤だ、これを使えば意外とすんなり入るぞ」
短冊から粘りの効いた唾液を、宇髄さんは指で絡め取り、肛門へとゆっくり入れた。

「あ!」
な、なんだこの感覚は、便意が常にある様な、でも、体に電気が流れる様な、、、
「まずは、指でしっかり解さねーと、ケツが切れたら、治るまで商品にならねーからな」

グチ、グチャ、クチャ
「あ!。」
「おーやっぱまだ若いねー」
今まで、俺が経験した事のない感覚だ!やばい、気持ち悪い感覚なのに、勃つ!
「うっ」
「ここが前立腺って所だ。」

「あ゛あ゛あ゛あ゛!」
全身が熱い!俺の局部から何かが漏れて来そうだ!
「じゃあ、ド派手に入れていくぞ!」
指2本分はあるであろう、漆の棒が身体の中へ入って行った。
「あーーわわーーーー」
奥へあたる。普段は絶対に触れないであろう場所に棒の先端が刺激する。
何度も、
「あ゛」
何度も
「あ゛」
何度も

竿の先から落ちる雫は、糸を張る。

もう、何も考えられない。。。俺はこの後どうなってしまうのだ。。。
「よっし、じゃー本番と行きますか。」
宇髄さんは俺を膝からおろし立ち上がり、隊服を脱いだ。

一目でわかる。さっきの棒とは比べ物にならない大きさだ、こんなのが入ったら一体、俺はどうなってしまうだろう、、、

宇髄さんはあぐらをかき、動けなくなった炭治郎の脇を持ち赤子の様にを持ち上げた。そして、宇髄さんの棒の上にゆっくりと下ろした。

「さっき、、までと、、違う、、、熱い。。」

「しっかりほぐしたからな、簡単に根元まで入るぞ。」
「は、、い。。」
炭治郎は自分の体制が崩れない様に、しっかりと宇髄さんの首に手をまわす。
吐息が耳にかかる。

腰を持たれた炭治郎は、性処理の玩具の様に上下に揺さぶられる。

「あ、頭がおかしくなる。。。」
「こんな程度で根を上げたら、遊郭では生きていけねーぞ」

どんどん加速していく、抱きしめる手に力が入る。
迫ってくる。

今まで経験した事がない。内側から迫る刺激で絶頂に達してしまう。

「あっ、あーーーあつ!!!」
「お!ド派手にイく、じゃねーかー」

頭まで放たれる白濁とした汁。
身体の中からゆっくりと抜け出ていく。宇髄さんの温もり。
体内から何か欠けた様な感覚だ、

その場でへたり込む炭治郎。

「じゃー今度はそこで良く寝てる二人も起こせ、しっかり仕込んでやる。ド派手にな。」

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